トヨタとホンダが年初来安値更新! 日経平均株価は大幅反落

【東京株式市場】 2018年10月15日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅反落、下げ止まりの気配見られず

2018年10月15日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,271円(▲423円、▲1.9%) 大幅反落
  • TOPIX 1,675.4(▲27.0、▲1.6%) 大幅反落
  • 東証マザーズ総合指数 970.7(▲17.1、▲1.7%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:223、値下がり銘柄数:1,852、変わらず:34
  • 値上がり業種数:2、値下がり業種数:31
  • 年初来高値更新銘柄数:12、年初来安値更新銘柄数:234

東証1部の出来高は14億17万株、売買代金は2兆5,945億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。先週末のNY市場は反発で終わったものの、円高懸念が高まったこと等から、リスクオフモードが一気に加速しました。

全体的に見切り売りも出たようですが、結果的には売買代金は2兆5,000億円を上回っています。

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そのような中、日経平均株価は終日大幅安で推移しました。寄り付き直後の▲174円安が高値となり、大引け直前には一時▲432円安まで売られました。

ちなみに、年初来高値を更新した10月2日のザラバ高値(24,448円)から見て、約2週間で約▲2,186円の下落となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となりました。終値では9月12日以来となる1,700ポイント割れとなっています。

東証マザーズ総合指数は大幅反落、売買代金は連日で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,515万株、売買代金は804億円となりました。出来高は先週末より減りましたが、売買代金はほぼ横ばいとなっています。新興市場では大型株市場以上に様子見スタンスが強まった結果、売買代金は連日で1,000億円を大きく下回る商いとなりました。

また、総合指数も大幅反落となり、1,000ポイント回復がまた一歩遠のいた印象です。

ソフトバンクGが一時▲8%超安の暴落、トヨタやホンダなど自動車株も軒並み売られる

個別銘柄では、主力大型株が総じて大幅安になり、とりわけ、ソフトバンクグループ(9984)が一時▲8%超安の暴落、ファーストリテイリング(9983)が一時▲6%安に迫る急落になったことが目を引きました。

また、自動車株が軒並み大幅下落となり、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、三菱自動車(7211)が年初来安値を更新し、アイシン精機(7259)など自動車部品株も売り込まれています。

さらに、ハイテク株もほぼ全面安となり、日立製作所(6501)、パナソニック(6752)、シャープ(6753)などが年初来安値更新で引けました。

一方、こうした急落相場の中で、医薬品株が相対的に堅調に推移し、武田薬品工業(4502)、塩野義製薬(4507)、エーザイ(4523)などが値を上げて引けました。

また、ローソン(2651)や丸井グループ(8252)など小売株の一角が買われましたが、限定的なものに止まったようです。その他では、機械株の一角が買い戻され、SMC(6273)や安川電機(6506)が値を上げたのが注目されました。

新興市場では、時価総額が最大のメルカリ(4385)が大幅反落となり、ZUU(4387)も値を下げました。また、そーせいグループ(4565)も大幅続落で引けています。

一方、串カツ田中ホールディングス(3547)が堅調に推移したのが目を引きました。

葛西 裕一

ニュースレター

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。