日経平均株価暴落の中、ドンキホーテHDは連日の爆騰

【東京株式市場】 2018年10月11日

株式市場の振り返り-日経平均株価は久々の暴落、今年3番目の下落率

2018年10月11日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,590円(▲915円、▲3.9%) 大幅反落
  • TOPIX 1,701.8(▲62.0、▲3.5%) 大幅反落
  • 東証マザーズ総合指数 952.9(▲48.2、▲4.8%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:56、値下がり銘柄数:2,050、変わらず:4
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 年初来高値更新銘柄数:4、年初来安値更新銘柄数:309

東証1部の出来高は19億5,248万株、売買代金は3兆7,587億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国NY市場の急落を受け、東京市場でも利益確定売りが優勢となりました。また、パニック売り(投げ売り)も続出したと見られ、結果的に売買代金は3兆8,000億円に迫る活況となっています。

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そのような中、日経平均株価は久々の暴落となりました。寄り付きから大幅安となり、後場の終盤には一時▲1,047円安となる場面も見られました。最後は若干戻したものの、焼け石に水という状況だったようです。ちなみに、終値の下落率は2月6日の▲4.7%、3月23日の▲4.5%に次ぐ今年3番目の大きさとなっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで暴落となりました。ただ、下落率は日経平均株価よりやや小さくなっています。

東証マザーズ総合指数も暴落、終値は約2カ月ぶりの安値

東証マザーズの出来高は7,013万株、売買代金は1,004億円となり、いずれも前日より増加しました。新興市場では大型株市場以上にパニック売りが出たと見られ、結果的には売買代金が6日ぶりに1,000億円を上回りました。

また、総合指数は▲5%安に迫る暴落となり、節目の1,000ポイントを大きく割り込んでいます。なお、取引時間中の安値は8月16日以来の安値となりました。

通期予想を下方修正の安川電機が急落、ドンキホーテHDは爆騰で年初来高値更新

個別銘柄では、主力大型株は軒並み急落となりましたが、とりわけ、ソフトバンクグループ(9984)、ファナック(6954)、資生堂(4911)、日東電工(6988)、TDK(6762)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)などが終値で▲5%超安となりました。

また、ハイテク株の下げがきつく、三菱電機(6503)、シャープ(6753)、ローム(6963)なども急落しています。

その他では、前日の決算発表で通期予想の下方修正を発表した安川電機(6506)が急落し、その他の機械株・設備投資関連株も総じて大幅安となりました。

一方、総合スーパーのユニー買収が正式発表となったドンキホーテホールディングス(7532)が終値でも+10%超高の爆騰となり、連日で年初来高値を更新しました。また、しまむら(8227)やミニストップ(9946)など小売株の一角が買われましたが、限定的だったようです。

新興市場では、ストップ安になるまで売り込まれる銘柄は見られませんでしたが、主力株を中心に急落が続出しました。なお、時価総額が最大のメルカリ(4385)は▲4%弱安で引けています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。