爆騰ドンキホーテHDが一時+10%超高! 日経平均株価は5日ぶり反発

【東京株式市場】 2018年10月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日ぶり反発、終日方向感の乏しい値動き

2018年10月10日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,506円(+36円、+0.2%) 5日ぶり反発
  • TOPIX 1,763.8(+2.7、+0.2%) 5日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,001.1(+1.0、+0.1%) 4日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,137、値下がり銘柄数:894、変わらず:79
  • 値上がり業種数:24、値下がり業種数:9
  • 年初来高値更新銘柄数:24、年初来安値更新銘柄数:67

東証1部の出来高は13億4,506万株、売買代金は2兆6,330億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。海外株式市場の軟調な動きを受けて利益確定売りが継続した一方で、下値を拾う動きも散見されました。

盛り上がりに欠けた商いとなりましたが、売買代金も2兆5,000億円を上回っており、閑散相場という状況ではなかったようです。

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そのような中、日経平均株価は方向感の乏しい値動きとなりました。寄り付き後に一時+120円高まで上昇したものの、後場の寄り付き直後には一時▲95円安まで売られる場面が見られました。

結局、後場の半ばから切り返して5日ぶりの反発で引けたものの、力強い回復には程遠い状況だったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの小反発となりました。上昇率は日経平均株価とほぼ同じだったようです。

東証マザーズ総合指数は4日ぶり反発、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,003万株、売買代金は850億円となりました。出来高は前日より小幅減少となりましたが、売買代金は増加しています。新興市場は模様眺めムードが強まり、売買代金は5日連続の1,000億円割れとなりましたが、極端な閑散相場ではありませんでした。

また、総合指数は4日ぶりに小反発となり、終値で1,000ポイントの大台はかろうじて維持しています。ただ、取引時間中には1,000ポイントを大きく割り込む場面もあり、不安定な値動きであることに変わりはないようです。

ファーストリテイリングが年初来高値更新、ファナックは年初来安値を更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅高となり、年初来安値を更新して株価指数を牽引しました。

また、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)がまたもや一時+7%超高の急騰となって3日連続の年初来高値更新となっています。

さらに、小売株の一角も買われ、総合スーパーのユニー買収が報じられたドンキホーテホールディングス(7532)は一時+10%超高の爆騰となっています。

その他では、SUMCO(3346)や東京エレクトロン(8035)などの半導体関連株が前場に大幅続落となりましたが、後場に切り返して終値は上昇したことが目を引きました。

一方、ファナック(6954)が大幅安で年初来安値を更新し、ソフトバンクグループ(9984)も一時▲6%超安の急落となって終値も▲5%超安となりました。

また、ハイテク株も全般的に安く推移し、ローム(6963)とシャープ(6753)が年初来安値を更新し、京セラ(6971)も大幅下落となっています。

その他では、自動車株も概ね続落となり、スズキ(7269)やSUBARU(7270)が大きく値を下げました。

新興市場では、時価総額が最大のメルカリ(4385)が小幅安となり、ユーザベース(3966)とアンジェス(4563)はいずれも急落となりました。一方、シェアリングテクノロジー(3989)が急騰し、中村超硬(6166)も久しぶりに大幅上昇となっています。

葛西 裕一

参考記事

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。