3. 現シニアが受け取っている「年金生活者支援給付金」の平均給付額はいくら?
厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年金生活者支援給付金の平均給付額は以下のとおりです。
- 老齢年金生活者支援給付金:4014円
- 補足的老齢年金生活者支援給付金:2116円
- 障害年金生活者支援給付金:5555円
- 遺族年金生活者支援給付金:5057円
老齢年金生活者支援給付金の2025年度の基準額は「5450円」となっていますが、実際の支給額は基準額よりも少ないことが確認されています。
とはいえ、この給付金は要件を満たしている限り、生涯にわたって受け取ることができるため、たとえ基準額以下であっても、生活費を補う重要な支援となるでしょう。
4. 現シニアが受け取っている「国民年金・厚生年金」の平均月額を確認
では最後に、現シニアが受け取っている「国民年金・厚生年金」の平均月額を、厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に確認していきましょう。
4.1 「国民年金」の平均月額・受給額ごとの人数
まずは、フリーランスや専業主婦などが受け取る「国民年金のみ」の平均月額と受給額ごとの人数を見てみましょう。
【国民年金の平均受給額】
- 〈全体〉平均年金月額:5万7584円
- 〈男性〉平均年金月額:5万9965円
- 〈女性〉平均年金月額:5万5777円
【国民年金の受給額ごとの人数】
- 1万円未満:5万8811人
- 1万円以上~2万円未満:24万5852人
- 2万円以上~3万円未満:78万8047人
- 3万円以上~4万円未満:236万5373人
- 4万円以上~5万円未満:431万5062人
- 5万円以上~6万円未満:743万2768人
- 6万円以上~7万円未満:1597万6775人
- 7万円以上~:227万3098人
国民年金は保険料が一律で設定されているため、受給額には個人差や性別による大きな違いはほとんどありません。
2025年度の国民年金の満額は「6万9308円」となっていることを考えると、国民年金のみ受給し、その他の収入がない場合は、老齢年金生活者支援給付金の対象者となる可能性が高いと言えるでしょう。