串カツ田中HDが暴落! 日経平均株価は4日ぶり反落

【東京株式市場】 2018年10月3日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反落、一時▲240円安も下げ渋る

2018年10月3日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 24,110円(▲159円、▲0.7%) 4日ぶり反落
  • TOPIX 1,802.7(▲21.3、▲1.2%) 4日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,054.0(+0.5、+0.1%) 3日ぶり小反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:331、値下がり銘柄数:1,714、変わらず:65
  • 値上がり業種数:2、値下がり業種数:31
  • 年初来高値更新銘柄数:47、年初来安値更新銘柄数:20

東証1部の出来高は14億6,369万株、売買代金は2兆6,993億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は減少しています。特段のニュースはありませんでしたが、急ピッチの上昇に対する警戒感から利益確定売りが優勢となりました。

また、様子見スタンスに徹した投資家も多かったと見られ、売買代金は3兆円を大きく割り込んでいます。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。前引け直前には一時▲10円安まで下げ幅を縮小しましたが、後場に入って再び下げ足を速めて一時▲240円安まで売られる場面が見られました。その後やや盛り返しましたが、4日ぶりの反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日ぶりの反落となりましたが、下落率は日経平均株価より大きくなりました。これは、中小型を含めて幅広く利益確定売りが出たことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反発、売買代金は6日ぶりに1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,434万株、売買代金は984億円となり、いずれも前日より減少しました。新興市場でも模様眺めムードが強まり、売買代金は6日ぶりに1,000億円をやや下回りましたが、閑散という状況ではなかったようです。

また、総合指数も小幅上昇となって3日ぶりの反発となりました。まだ1,000ポイント割れという状況ではありませんが、今後は個人投資家の物色意欲が継続するのかが注目されましょう。

ホンダなど自動車株が大幅安、新興市場では串カツ田中HDが後場に暴落

個別銘柄では、自動車関連株が再び大きく売られ、ホンダ(7267)が▲4%超安、デンソー(6902)と三菱自動車(7211)が▲3%超安、トヨタ自動車(7203)が▲3%弱安など大幅下落となりました。

また、KDDI(9433)とソニー(6758)も大幅安となり、ソフトバンクグループ(9984)は大幅続落となっています。

その他では、シャープ(6753)が年初来安値を更新し、前日に急落したZOZO(3092)も続落となったのが目を引きました。

一方、塩野義製薬(4507)、テルモ(4543)、セコム(9735)、電通(4324)などのディフェンシブ銘柄が年初来高値を更新し、ファーストリテイリング(9983)も大きく値を上げました。

また、ローソン(2651)が大幅高となり、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も値を上げるなど、小売株の一角が買い戻されたようです。

その他では、金融庁による一部業務停止の観測報道が流れたスルガ銀行(8358)が、悪材料出尽くしと好感されて一時+16%超高の爆騰となったのが注目を集めました。

新興市場では、アンジェス(4563)とサンバイオ(4592)が大きく値を上げ、時価総額が最大のメルカリ(4385)も一時+5%超高の急騰となりました。

一方、串カツ田中ホールディングス(3547)は、9月の既存店売り上げマイナスが判明したことで後場に入って一時▲10%超安の暴落となっています。

串カツ田中HDの10月3日の株価推移

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。