いよいよ3月となり、2025年度の開幕まで1カ月を切りました。2025年度は年金額が1.9%の増額となるとあり、楽しみに待つシニアも多いのではないでしょうか。
ただし、4月・5月の年金が支給されるのは6月です。このため、実際に増額が適用されるのは2025年6月13日の支給分からとなるでしょう。
元証券マンの筆者は、NISAやiDeCoなどの資産運用制度を活用した将来資金の準備方法について相談を受けてきました。
物価上昇が止まらない中で、何か対策をしたいという考えの元、資産運用を始める人が増えています。
計画的に老後資金を貯めるためには、貯金だけでは不十分であるという考えは浸透しつつありますね。
公的年金の受給額が増加するといううれしいニュースもありますが、果たして十分な金額が受け取れるのでしょうか。
本記事では増加の概要について解説していきます。
1. 2025年度の年金が1.9%増額!プラス改定は3年連続へ
2025年度の年金額は、次のとおり1.9%の増額となります。