2. 教習所費用はどう工面している?マイカーの所有割合も

「免許を取ろう」と考えている人でも、高いハードルとなるのが教習所に通うための費用。

20歳の段階では、多額の費用を捻出するのが厳しい方も多いでしょう。そのため、憧れのマイカーを持つことも悩ましいものです。

では、実際に教習所の費用をどうしたか、マイカーをどのくらいの人が持っているのか見てみましょう。

2.1 教習所の費用は「親にもらう」が過半数

普通自動車免許を持っている方または現在教習所へ通っている方587名を対象に、「教習所の費用をどのようにして準備したか」を聞いたところ、「親にもらった」が55.2%で最も多い結果に。

次いで「親に借りた」が14.7%、「アルバイトして貯めた」が13.6%、「お年玉などを貯めた」が8.5%となりました。

「親にもらった」という人が多い一方で、前借りや、アルバイト・お年玉などでお金を貯めて、費用を自分で工面する人も一定数いるようです。

また割合は少ないですが、ローンを組んだ人やクレジットカードで支払いをした人もいることがわかります。

2.2 車の保有率は約1割

「車(バイクを除く)を持っているか」という質問に「自分の車を持っている」と回答した人は12.9%でした。

また「自分の車を購入する予定がある」は10.3%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は41.6%でした。
「購入するつもりはない」は35.2%となりました。

「自分の車を購入する予定がある」と「購入する予定はないが、いずれは欲しい」を合計した『購入予定または購入意向あり』は51.9%でした。

「自分の車を持っている」と回答した人は、都市部では7.3%であるのに対し、地方では14.5%と倍近くになっています。

都市部よりも、地方における車の必要性が高いことが、ここからも分かりますね。