秋も不動の一枚を

時代や季節に左右されない、大人の永遠の定番アイテム「白シャツ」。毎年、各ブランドがマイナーチェンジなどをしてリリースするアイテムですので、今季も漏れなくチェックしておきましょう。

そこで今回は、汎用性バツグンの白シャツをご紹介。ザ・シンプルシャツからプルオーバー型シャツまで幅広く揃いましたので、ぜひご覧ください。

普通なようで普通じゃない

普通なようで普通じゃない『Tatamize』の白シャツ。生地はお馴染みのオックス地ですが、普遍的なシャツと違うのはここから。プルオーバーデザインでは珍しい前身頃と袖の2枚ハギ仕様や、腕時計の着用を考慮にいれたカフスボタンの配置など、シンプルな見た目とは相反したディテールが盛りだくさんに詰めこまれています。

「自信を持ってお薦めいたしますので、ぜひお試しいただければと思います 」と、スタッフもこの熱量。同ブランド初心者はまずこの一枚から。

シンプルを突き詰めた先

胸ポケットを排し、とことんシンプルに仕上げた『SAVE KHAKI UNITED』の白シャツ。上質なコットンポプリン生地を採用した、サラッとした着心地が特徴です。

白だけでなく、5色展開という豊富なカラバリも目をつけておきたいところ。秋冬限らず、通年で着られる一枚としていかがでしょうか?

刺繍でアクセントを

『PINECONE』のボタンダウンシャツは、ダミーの胸ポケ上に施されたカレッジライクな刺繍が魅力的な一枚。しっかりとした生地感のツイル素材や3本針縫製など、随所にワークシャツの要素を取り入れた一捻りあるデザインは見落としてはいけないポイントです。

プリントではなく刺繍にすることで、カジュアルすぎないデザインが粋。コートやジャケットと合わせて、刺繍を隠さぬように着こなすのが吉です。

完璧なシルエットと少しの遊び心

最上級の米国産ピマ・コットンを使用した『HAND ROOM』のオックスフォードシャツ。ラウンドした胸ポケットや横穴仕様のボタンホールなど、至る所に「遊び心」を感じさせるデザインが目を引きます。

それでいてシルエットは、デザイナー自身が何度もパターンを引き直した末に完成したという「完璧なシルエット」。カジュアルにもビジカジスタイルにも対応してくれるスグレモノです。

あとがき

白シャツはあまりにもベーシックなデザインを選んでしまうと、単調に見えてしまいがち。そのため、シルエットやポケットデザインで遊び心の効いたものを選んだほうがお洒落な雰囲気がでます。

FACY