日立製作所が連日の年初来安値更新!日経平均株価は4日続落

【東京株式市場】 2018年9月5日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日続落、一時▲126円安も更なる下押しはせず

2018年9月5日(水)の主要指標 カッコ内は前日終値比

  • 日経平均株価 22,580円(▲116円、▲0.5%)   4日続落
  • TOPIX 1,704.9(▲13.2、▲0.8%)   5日続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,034.3(▲10.9、▲1.1%)  反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:701、値下がり銘柄数:1,297、変わらず:107
  • 値上がり業種数:4、値下がり業種数:29
  • 年初来高値更新銘柄数:26、年初来安値更新銘柄数:79

東証1部の出来高は12億3,444万株、売買代金は2兆2,644億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。市場参加者は徐々に戻ってきていますが、特段のニュースがなかったこともあり、やや盛り上がりに欠けた商いとなりました。それでも、売買代金は3日ぶりに2兆円を上回る水準となっています。

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そのような中、NY市場の軟調な値動きを受けて、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、後場の寄り付き直後に一時▲126円安まで下落しましたが、その後は切り返す動きも見られています。

最後は失速して安値水準で引ける4日続落となりましたが、日中安値から更に下押しすることはなかったようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日続落となりました。また、下落率も日経平均株価よりも大きくなっており、幅広く売りに押されたことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は再び1,000億円を割り込む

東証マザーズの出来高は8,463万株、売買代金は964億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は小幅減少となっています。売買代金は再び1,000億円を下回りましたが、出来高が大幅増加になるなど、個人投資家の物色意欲に回復の兆しが出ていることに変わりはないと見られます。

ただ、総合指数は反落となりました。今後は、このまま1,000ポイント台を維持し、さらに1,100ポイントを狙うのか注目されましょう。

日立製作所が連日の年初来安値更新、ファーストリテイリングは一時+4%超高の急騰

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)や京セラ(6971)が値を下げとなり、ソフトバンクグループ(9984)やKDDI(9433)など通信株も下落となりました。

また、ファナック(6954)が軟調に推移し、コマツ(6301)も大幅安となり、同じ建機株の日立建機(6305)は年初来安値を更新しています。

その他では、引き続き自動車株が売られてマツダ(7261)と日野自動車(7205)が年初来安値更新となり、ハイテク株では日立製作所(6501)が連日で安値更新となったことが目を引きました。

なお、顧客への不正融資事案が判明したTATERU(1435)は3日連続のストップ安となり、大東建託(1878)など不動産株の一角も安値を付けています。

一方、8月の既存店販売が好調だったファーストリテイリング(9983)が一時+4%超高の急騰となり、株価下落が続く自動車株の中でスズキ(7269)が堅調に推移しました。また、花王(4452)が取引時間中に連日の年初来高値更新となりましたが、その後は利益確定売りに押されて下落して引けています。

新興市場では、時価総額が最大のメルカリ(4385)が冴えない値動きとなり、そーせいグループ(4565)やCYBERDYNE(7779)も安く推移しました。

一方、串カツ田中ホールディングス(3547)が久しぶりの急騰となったのが注目を集めています。

葛西 裕一

ニュースレター

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。