iDeCoを始める金融機関、どこを見て決めるべき?

節税効果があり、しっかり老後資金が貯められるiDeCoを始めたいと思いつつ、なかなか始められない。そんな人も多いと思います。始められない人の中で意外と多いのが、「金融機関を決められない」というケース。

iDeCoは1つの金融機関でしか口座開設できませんし、金融機関の変更には手間とリスクが伴います。そこで今回は、後悔しないための「iDeCoを始める金融機関の選び方」をご紹介します。

まずはコストを比べよう

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まずは「コスト」を比べてみましょう。長く付き合うiDeCoですから、当然コストとは慎重に向き合っていきたいもの。コストが高いと、運用期間が長くなればなるほど無駄なお金を支払わなければならないということにもなります。

ということで、コストを比べるときに見ておきたいポイントをチェックしましょう。

一つは「口座管理料」です。多くの金融機関が「口座管理料は0円」と謳っていますが、それは当然のことではなく、あくまで各金融機関のサービスです。

また、これと同時に語られやすいのが加入時の手数料です。これは0円という金融機関はほとんどないのですが、相場として「2,777円」を提示している金融機関が多くあります。しかし、これを上回る加入時の手数料を取る金融機関もありますから、まずは確認しておきましょう。

重要なのは商品ラインナップ

コストを比べても、まだ多くの金融機関が候補に残ってしまうかと思います。その中にはご自身がすでに口座を持っている金融機関もあるのではないでしょうか。

もし既に口座を持っている場合は、その金融機関にiDeCoの口座を開設してしまってもいいと思います。まとめて使いやすくなるという利便性の面でメリットが出ますよね。また、そのい金融機関のネット取引画面に慣れているとか、よく使う支店の担当者に説明を聞きながら進められるなど、「お得意様」には色んなメリットがあるものです。

次にチェックしたいのが、商品ラインナップです。品揃えが豊富なほうがいいとは一概に言いがたく、自分が投資したいと思える商品があるかどうかがポイントになります。また、信託報酬という投資信託にかかるコストが高い商品ばかりでは、せっかく加入時の手数料が無料だとしても旨みが薄れてしまいますよね。

ここでチェックしておきたいのは、定期預金や保険、投資信託などバランスよく商品を扱っているか。また、投資信託などの投資商品の投資先はバランスが取れているか。信託報酬の高い商品ばかり置いていないか。このあたりをチェックすると、おおむね1~2社に絞られるのではないでしょうか。

使いやすさ・サポートは十分か

最後に残った金融機関を選ぶポイントとして、使いやすさやサポートの手厚さが挙げられます。中にはiDeCo専用ダイヤルを設けたり、サポート体制を強化したりしている金融機関もあります。

その金融機関がiDeCoに力を入れているかどうかは、金融機関のホームページを見れば一目瞭然ですよね。ぱっと見たときにiDeCoの文字が目に入るようなホームページのつくりになっていれば、iDeCoに力を入れており、サポート体制も手厚いことが予想されます。

また、ネットで取引をしている場合は画面の見やすさや直感的な操作ができるかどうか、取引画面が見やすいかどうかも決め手となります。自分の感覚に合わない金融機関の取引画面は使いづらいですし、ストレスフルです。もし時間があれば、サポートダイヤルに電話してみてもいいでしょう。ていねいに教えてくれて、信用できる会社だと思えるところで口座開設してはどうでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。iDeCoで金融機関の変更をしようと思うと、いったん現金に戻してから移換することになってしまい、運用が途切れてしまいますし、移動している間は運用できないということもあります。できれば最初から、自分に合った金融機関を選べるよう調べてみてくださいね。

 

>>楽天証券のiDeCoについて詳しくみる(初心者でも厳選ファンドから選びやすい)

>>SBI証券のiDeCoについて詳しくみる(品揃え抜群。選べるファンドが多い)

 

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。