4. まとめにかえて

年収を把握し、将来に向けて家計を見直そう

年収を把握し、将来に向けて家計を見直そう

出所:maruco/shutterstock.com

今回は、国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」と、厚生労働省の「今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会」によるデータをもとに、男女別の平均年収や、年収ごとの割合などについて詳しくご紹介しました。

平均年収がもっとも高くなる年代は男女で異なり、「男性は55〜59歳で712万円」「女性は25〜29歳で353万円」となっています。

昨今、共働き世帯は増加傾向にありますが、女性は出産や子育てを機に退職する方もいるため、男女間で収入に大きな差が生じている状況です。

少子高齢化や物価高の影響で、今後も家計に負担が生じる可能性が考えられます。

年収は、生活していくのに欠かせない大切な収入源です。

こまめに家計を見直し、収支のバランスがとれているのか確認してみてはいかがでしょうか。

参考資料

安達 さやか