2. 4つの県の「睡眠時間」を比較すると…
総務省が公表している「令和3年社会生活基本調査」によると、日本で一番「睡眠時間」が長い都道府県は、青森県です。気になる平均睡眠時間は、8時間8分となっています。
青森県は平日の平均起床時間が6時17分、平均就寝時間が22時29分で、どちらも全国47都道府県で一位の早さ。青森県民は早寝早起きでしっかり睡眠時間を確保する傾向にあるようです。
青森県に続いて二番目に睡眠時間が長いのは、秋田県の8時間6分。三番目は鹿児島県の8時間5分、四番目は宮城県と高知県が同率で8時間4分となっています。
また、全国の平均睡眠時間は7時間54分で、 睡眠時間が一番短いのは東京都、神奈川県の7時間48分でした。
ちなみに、2016年の同調査でも、青森県の平均睡眠時間は8時間2分で全国一位。 睡眠時間が一番短いのは埼玉県の7時間31分で、全国平均は7時間40分でした。
3. 青森県の県内総生産は名目4兆4646億円
ここからは日本で一番「睡眠時間」が長い青森県について紹介します。
本州の最北端に位置し、北は津軽海峡、東は太平洋、西は日本海、南は秋田県、岩手県に接している青森県。県面積は9644.70平方キロメートルで全国で8番目に大きく、広大で豊かな自然に恵まれています。
2024年1月1日時点の人口は120万5578人となっており、県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 青森市 26万7520人
- 八戸市 21万8182人
- 弘前市 16万1958人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目4兆4646億円。一人当たりの県民所得は285万8000円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で一番「睡眠時間」が長い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年12月5日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「令和3年『睡眠時間たっぷり!?ランキング』&『早起き!?ランキング』」
- 総務省「平成28年『睡眠時間たっぷり!?ランキング』&『早起き!?ランキング』」
- 国土地理院「都道府県別面積の順位」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 青森県「令和3年度青森県県民経済計算(概要版)」
小野田 裕太