2. 4万円を突破できず、もみあいがつづく

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。足元では、ローソク足の実体が25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線という主要な移動平均線付近でもみ合う動きが続いています。先週は週初に終値が3万9000円を超えましたが、その後は陰線が続き、3万8000円台に下落しました。

今後の展開はどうなるでしょうか。現状は3万7500円~4万円の間でレンジになっているような動きです。このような局面では、移動平均線をローソク足の実体が上下するような動きになります。

レンジ相場では、移動平均線を超えたから買い、割ったから売りと短期的に判断すると振り回されることになります。大きな流れを捉えるようにしたいものです。直近では、10月15日の高値(4万0257円)、11月7日の高値(3万9884円)あたりまでは利益確定売りも出やすいところです。このあたりを超えてから出動するのも一つの選択肢でしょう。逆に3万8000円付近では押し目買いも入りやすくなっています。このあたりからの反発狙いという戦略もあるでしょう。

直近では、10月15日の高値(4万0257円)、11月7日の高値(3万9884円)あたりまでは利益確定売りも出やすいところです。このあたりを超えてから出動するのも一つの選択肢でしょう。

日経平均株価

eamesBot/shutterstock.com

 

参考資料

下原 一晃