5. まとめにかえて

将来に向けた資産形成

将来に向けた資産形成

出所:takasuu//istockphoto.com

いかがでしたでしょうか。今回は、厚生労働省年金局や総務省などによる調査データをもとに、現在年金を受給している世帯のリアルな老後生活について確認していきました。

将来受給できる年金額は、現役時代の働き方や給与などにより異なります。

まずは、ねんきん定期便を確認して、将来受給できる年金額について把握しておきましょう。

将来受給できる年金の見込み額を把握しておけば、老後資金を準備するのに役立ちます。

いつまでに、どれくらいの金額が必要なのかを把握することが大切です。

通常、資産運用で得た利益に対し20.315%の税金がかかりますが、新NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用すると非課税になります。

家計の資産全体のバランスを確認したうえで、物価高や預貯金の低金利などを考慮しながら、資産運用などを取り入れて計画的に老後資金の準備を進めていけるとよいですね。

参考資料

堀江 啓介