2024年夏、4年に1度のオリンピック・パラリンピックがパリで開催されました。夏休みを使って現地で応援をされたという方もいるかもしれません。

一方で、直近の円安や物価高の影響もあり、例年より家計の負担が重くなったと感じるご家庭も多いはずです。

そんな中、政府は物価高の影響を受けやすい年金生活世帯や低所得者世帯等を対象に、秋をメドに新たな経済対策として追加給付金の支給を検討しています。

物価上昇が依然として続いている中、この政策は年金受給者の生活を支援する緊急措置として位置づけられています。対象者となる条件などはまだ公表されていません。

現役世代の皆さんの中には「将来の年金生活への不安」を漠然と抱えている方もいるでしょう。

本記事では年金世帯の収入に関するデータを見て、公的年金のみで生活する高齢者世帯はどのくらいいるのか、そして実際にどのくらい年金をもらっているのかを厚生労働省の資料をもとに確認していきます。