エーザイが記録的大爆騰でストップ高! 日経平均株価は5日ぶり反発

【東京株式市場】 2018年7月6日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日ぶり反発、上昇幅は限定的に止まる

2018年7月6日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,788円(+241円、+1.1%) 5日ぶり反発
  • TOPIX 1,691.5(+15.3、+0.9%) 反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,025.2(+28.9、+2.9%) 5日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,684、値下がり銘柄数:362、変わらず:52
  • 値上がり業種数27、値下がり業種数:6
  • 年初来高値更新銘柄数:10、年初来安値更新銘柄数:199

東証1部の出来高は13億9,356万株、売買代金は2兆4,273億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は小幅増加となっています。米国トランプ政権による中国輸入品に対する制裁課税が正式に発動されましたが、今週初からの急落で織り込んでいた部分も多かったと見られ、懸念材料通過としてポジティブ材料となったようです。

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ただ、雇用統計の発表を控えていたことや、引き続き貿易摩擦懸念が残ること等から、模様眺めムードの緩和は限定的に止まりました。売買代金も2兆5,000億円には届かない商いに終わっています。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、終値でも5日ぶりに反発となりました。ただ、後場の半ばには一時+319円高まで上昇する場面も見られましたが、最後はやや失速しています。

TOPIXも同じような値動きで反発となりました。

東証マザーズ総合指数は5日ぶり反発、売買代金は再び1,000億円を割り込む

東証マザーズの出来高は4,053万株、売買代金は836億円となり、いずれも前日より減少しました。前日に見られた個人投資家の投げ売りは一巡したものの、物色意欲の回復には至らず、低調な商いに戻ってしまいました。売買代金は再び1,000億円割れで終わっています。

ただ、総合指数は大幅反発となり、1,000ポイント回復となりました。ただ、取引時間中には1,000ポイント割れ寸前まで売られる場面もあり、本格回復には時間を要しそうな雰囲気です。

エーザイが記録的な大爆騰でストップ高、ソフトバンクGはスルスルと5日続伸

個別銘柄では、早期アルツハイマー病新薬候補の治療結果が順調だったことを好感されたエーザイ(4523)が、+20%高に迫る大爆騰となってストップ高で引けました。新興市場銘柄ではなく、日経平均株価への寄与度が相応に大きい主力大型株がストップ高になるのは極めて稀なことです。

また、TDK(6762)やアルプス電気(6770)など電子部品株が大幅高となり、村田製作所(6981)は年初来高値更新となっています。その他では、KDDI(9433)が年初来高値を更新し、ソフトバンクグループ(9984)が大きく値を上げて5日続伸となりました。

一方、キヤノン(7751)が冴えない値動きで年初来安値を更新し、前日に暴落した良品計画(7453)も一時▲5%超安の急落となって連日で安値更新となりました。また、任天堂(7974)が一時大幅安となって再び年初来安値更新となっています。

新興市場では、CYBERDYNE(7779)が下落して年初来安値を更新しました。また、前日に暴落したZUU(4387)も続落となり、メルカリ(4385)も小幅続落で引けています。一方、ビープラッツ(4381)が値を飛ばして一時ストップ高となりました。

青山 諭志

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ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。