2. 「乗客1名でのフライト」に驚いてしまう
ししじびえさんはポストを引用する形で、搭乗後の状況も報告。
「徳之島空港 聞いてしまった点呼 乗客1人 定刻18分前ドアクローズ 南西諸島1人 ぼっちぼっちざフライト」そんなコメントに添えられた写真には、「乗客1名でのフライト」の様子がおさめられています。貸し切り状態での空の旅であることが分かります。
当時の心境を聞くと、「率直に『マジか』という感想でした」と教えてくれました。
続けて、「奄美大島から鹿児島への便が満席だったので徳之島から鹿児島への便に乗ったため、こんなにも乗客が少ないのは拍子抜けでした。 これまでも南西諸島をはじめ、離島間空路や離島への空路は散々使ってきましたが、こんなこともあるのかとひたすらに驚きでした」と驚いた旨を説明。
ししじびえさんは大学生の頃から離島が好きだったといい、今回話題となったのは「トカラ列島」と呼ばれる十島村から帰る際の出来事でした。
「日本屈指の訪問難易度のトカラ列島を全島巡る船が出ていたので、南西諸島へ向かいました。その帰り、翌日から仕事があり是非でも帰らないといけないところ、奄美大島から本土への便が全て満席だったため、急遽奄美、徳之島、鹿児島、羽田という馬鹿げたルートで帰ることになり、徳之島に寄ることになりました」と振り返ります。
翌日の仕事に備え、なんとしても帰るために選んだルートだったそう。「乗客一人のフライト」が待っているとは…。
離島が好きだというししじびえさんに、今回足を運んだ「トカラ列島(十島村)」の魅力をうかがいました。
「まずはびっくりするほど海が綺麗です。それぞれ小さな島ですが、いくつかの島には良質な温泉が湧いており魅力だと思います」とのこと。
続けて「一島あたりの人口がかなり少ない上に、現状では週2便の定期船しか到達手段がなく訪問の難易度が高い分、観光に来る人はほぼおらず、観光地化されていない島本来の雰囲気を味わうことができるのが魅力だと思っています」と話します。
ちょっと待って、保安検査締切時刻なったけど誰も制限エリアにいないんだけど、もしかして、私一人のために今この空港動いてて、私一人のために今から飛行機飛ぶ???#いのししの旅記録 #刻を忘れさせるぬくもりの島々へ
— ゙゙゙゙゙ (@shishi_zibie) July 7, 2024
(@ 徳之島空港 (TKN) in 天城町, 鹿児島県) pic.twitter.com/wAsudL6Y4j