立秋が過ぎて、暦の上では徐々に秋に向かう季節になりました。
まだまだ暑い日が続きますが、秋が深まったころに植え付けたいのが、春に咲く花々の球根です。既に予約販売が始まっているお店もあるので、気になる品種がある人は早めにチェックしておきましょう。
そこで今回は、今から準備しておきたい「秋植え球根」について紹介します。さっそくみていきましょう。
1. この記事で紹介する今から準備したい「秋植え球根」
- チューリップ
- アリウム
- フリチラリア
- ヒアシンソイデス
- イキシア
- ムスカリ
- スイセン
2. 「秋植え球根」を植えるときの注意点
植物によって異なりますが、秋植え球根の植え付け適期はおおむね10~11月頃です。
ただし、近年は10月でも気温の高い日があるので、今までの植え付け適期が必ずしも適しているとは限らないので注意が必要です。気温が15度前後で落ちつくようになってきたら、植え付ける目安と覚えておきましょう。
球根は年明けに植え付けても開花する場合がありますが、遅い時期に植えた球根は、秋に植える球根とは育ち方が異なります。
秋に植え付けた球根は早く植えた分、根張りが良くなり、花茎がしっかりしてきます。花の咲き方も違ってくるので、遅くとも11月くらいまでには植え付けましょう。
3. 今から準備したい!美しい花が咲く「秋植え球根」を紹介
3.1 チューリップ
チューリップは、春ガーデンに欠かせない人気の球根植物です。人気の品種は夏の予約販売で売り切れてしまうので、早めにチェックしておきましょう。
注目のユリ型の品種は、上品で大人っぽい雰囲気が楽しめます。原種系チューリップは植えっぱなしでも育てられるので、ガーデニング初心者も育てやすいでしょう。
※参考価格:50~300円前後(1球)
3.2 アリウム
アリウムはネギ科の球根植物で、スッと伸びた茎の先に、ピンクやパープル、ホワイトのおしゃれな花を咲かせます。
花は球状、もしくは半球状で、品種によっては花径が15センチほどにもなります。ひとつひとつの花は開花が長く続くので、切り花にもおすすめです。
※参考価格:100~200円前後(1球)