3. 野暮ったい団地のお部屋をDIYでおしゃれにする工夫1.棚を造作する

団地は収納スペースが足りないことが多いです。

そんな時は、ホームセンターで売られている木材を利用して棚を造作してみてはいかがでしょうか。

ツーバイフォー材と棚板、棚を取り付けるL型金物、ラブリコやディアウォールなどのDIYツールを使えば、初心者でも棚の造作が可能です。

棚を造作する前には、必ず設置する場所を測定するようにしましょう。

たとえば、天井の高さはどのくらいか、奥行何cmの棚をつけたいかなど細かく測っておくのがおすすめです。

設計図を大まかに書いて、どの材料が幾つ必要なのか、木材はどの長さのものが必要なのかをメモしておけば、間違えずに材料の調達ができます。

木材は無塗装でも十分おしゃれですが、お部屋の雰囲気に合わせて塗装するのも良いでしょう。

材料を塗る塗料もホームセンターや通販などでたくさんの種類が売られています。ぜひ自分好みの棚を造作してみてはいかがでしょうか。

4. 野暮ったい団地のお部屋をDIYでおしゃれにする工夫2.壁掛けTVにする

ツーバイフォー材とラブリコがあれば、団地のお部屋でもTVを壁掛けにすることができます。

壁にツーバイフォー材をラブリコで立てて固定したら、その壁に壁掛けTV用の金具を取り付けてTVを設置すれば完了です。

団地などの賃貸住宅では、壁に穴を開けることはできません。

そのため、壁掛けTVにしたくても断念している方もいるのではないでしょうか。

このDIYをすれば、壁に穴を開けなくても壁掛けTVを実現することができます。

ただし、注意しなければならない点もあります。

ラブリコを使ってツーバイフォー材を立てた場合、定期的にツーバイフォー材を固定している天井の金具のネジを締めることです。

ラブリコで立てたツーバイフォー材は、天井や床に固定されていないため、少しずつ金具が緩んでしまいます。

設置当初からそのまま何もせずにいると、ツーバイフォー材の柱が倒れてくる恐れがあります。

壁掛けTVのように重たい物を設置しているなら、倒れてきたら非常に危険です。

TVも壊れてしまう可能性もあります。

そうならないためにも、定期的に天井の金具が緩んでいないか確認して、ネジを締めるようにしましょう。

5. 野暮ったい団地のお部屋をDIYでおしゃれにする工夫3.収納部屋を作る

団地暮らしをしている方の中には、様々な材料やツールを駆使して、収納部屋を新設している人もいます。

木材を組み立て、棚板はスノコを利用、帽子やバッグなどは掛けて収納できるように有孔ボードを使うなど、使い勝手抜群です。

収納部屋を作る場合、設置したい場所を念入りに測定する必要があります。

少しでも寸法を間違えると、うまく収まらず、希望通りの収納部屋が作れない可能性もあるでしょう。

そして、測定した寸法を元に、正確な図面を書き出していくことも大切です。

図面を作成することで、必要な部材が何なのかがわかってくるだけでなく、自分たちにどのような収納スペースが必要なのかを再考できます。

ハンガーパイプをつければ、洋服を掛けられる場所も作れます。

また、棚の高さを自由に変えられる可動棚を作ったり、引き出し収納を作ったりと、作り手のアイデア次第で自分好みの収納部屋を作り出せます。

大掛かりな収納部屋を作る際は、2人以上の作業をおすすめします。

高所作業するときに誰かに支えてもらったり、材料を押さえてもらうなど安全に作業をするためです。