3. 日本の給与所得の現状
この記事では、給与所得者全体における年収600万超~700万円以下の比率や、過去8年間の平均年収の推移について詳しく見てきました。
国税庁のデータによると、年収600万超~700万円以下の給与所得者は350万4000人で、全給与所得者の6.9%に当たります。この年収ゾーンは、給与所得者全体の上位22.6%に位置します。
また、過去8年間の平均年収の推移を俯瞰すると、平成26年(2014年)の420万円から令和4年(2022年)の457万円へと、8年間で37万円の上昇が見られます。特に直近の3年間で年収の伸び率が顕著に高まっていることがわかります。
政府の施策も気になるところですが、2024年には「新しいNISA」が始動し、資産運用への関心も高まっています。
これらの要因が、私たちの年収や生活にどのような影響を与えるのか、引き続き注視していきたいところです。
年収アップや資産形成を目指す皆さんにとって、今後の動向をしっかりと把握し、適切な戦略を立てることが重要です。
参考資料
LIMO編集部