3. 野暮ったい団地暮らしの押入れを活用した3つの工夫1.扉を外してカーテンを付ける

押入れの扉は引き戸になっていることが多いですが、その扉を全部取っ払ってオープン収納として使う方法があります。

扉を全て取っ払うことで、大きな物でも出し入れがしやすくなり、どこに何を収納しているのかもわかりやすくなっています。

ただ、オープン収納は収納している物が丸見えになってしまうため、来客時に中を見られたくない、という方もいるでしょう。 

そんな時は、目隠し用にカーテンを取り付けるのがおすすめです。

百均などで売られている突っ張り棒にカーテンを掛けて、来客時にはさっと閉めることで収納物を見られずに済みます。

カーテンのデザインを壁の色に近いものにすればより目立ちにくくなります。敢えて自分の好きな柄のカーテンを付けるのも良いかもしれませんね。

賃貸の場合、外した扉は必ず保管しておきましょう。退去時は原状回復が原則なので、引越しの際は必ず元の位置に戻してくださいね。

4. 野暮ったい団地暮らしの押入れを活用した3つの工夫2.勉強・作業スペースにする

押入れの中棚をデスクとして活用する方もいます。

中棚とは、押入れの中間くらいの高さに固定されている棚のことです。

大体一般的な高さは床から70〜80cmで、デスクとしても使いやすい高さになっているので作業スペースとして使う人も多いのです。

子どもの学習机を置くには部屋が狭い、という場合は押入れの一部を子どもの勉強机として活用するのも良いでしょう。

横幅が大きい押入れなら、きょうだいで並んで勉強もできます。

押入れの奥側にはカラーボックスを並べて、教科書や辞書を置いたり、デスクライトを置いたりすれば快適な勉強スペースになります。

また、押入れの近くにコンセントがあれば、パソコンの電源が確保できるのでテレワークスペースとしても使えそうです。

5. 野暮ったい団地暮らしの押入れを活用した3つの工夫3.子どもの遊び場にする

子どもの遊び場として活用する方法もあります。

子どもの物を全て押入れに集約させれば、おもちゃの収納場所としても活用できます。

押入れならではの「こもり感」「秘密基地」のような雰囲気は、子どもにとってワクワクする空間です。

押入れの壁に子どもの好きな柄のリメイクシートを貼ったり、DIYで棚を作って絵本やおもちゃを飾るのも良いでしょう。

タイルカーペットを押入れの床に敷いてみるのもおすすめです。

本格的にDIYをする人の中には、押入れを子どもの寝室として改良する人もいます。

敷布団の下にスノコを敷くことで、通気性も確保しているのでカビの心配はありません。

兄弟で上下それぞれの寝室を作れば、ベッドを置くスペースをお部屋の中に確保する必要もありません。

その分部屋を広く使えるようになります。正面にカーテンをつければ子どもが一人でくつろぎたい時にプライバシー確保も可能です。