金融や自動車関連、野球球団の運営など幅広い事業を手掛けるオリックス(8591)。
今回はオリックスの幅広い事業の中から空港運営にフォーカスし、弊社が2024年4月にメルマガ会員向けに実施した「オリックスの各事業の認知度」のアンケート調査の結果を踏まえ、空港運営の世間の認知度について紹介します。
知名度の高い空港では「関西国際空港」などの運営なども手掛けていますが、オリックスが携わっている点についての認知度はどの程度なのでしょうか。
また、記事後半ではオリックスの会社概要や株価動向、直近決算の内容も振り返っていきます。
1. オリックスの空港運営、「みんなの認知度」は?
それでは早速、オリックスが空港の運営事業を手掛けていることについて、認知度アンケートの結果を紹介します。
1.1 アンケート結果
- 知っている:3人
- 知っていない:34人
全回答者37人のうち、知っていると答えた人の数は3人となり、認知度は「8%」でした。
オリックスは2016年に、公共施設などの運営権を得るコンセッション事業を開始しました。
その後、フランスの空港運営会社と共同で関西国際空港や大阪国際空港、神戸空港などの運営に参入してきた経緯があります。
関西国際空港は利用者数も多い空港で、リリース当時もニュースなどで多く報じられていました。
しかし、「どんな会社が運営しているのか?」という点は大衆の注目をなかなか集めづらかったり、もしくは長く記憶に残らなかったりするのか、今回のアンケート結果での認知度は1割を下回る結果となりました。
それでは次に、オリックスの基礎的な会社概要について振り返っていきます。