3. 「4割引きの優待割引券」を使って行きたい鉄道旅2選

【写真・図表全4枚/3枚目】東北新幹線はやぶさ

東北新幹線

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4割引きの優待割引券に関する判定は、6月25日と12月25日の年2回行われます。

サービス開始から判定日までに口座を作成し、資産残高の条件を満たす金額を入金しておけば、夏には4割引きの優待割引券が利用できるようになるでしょう。

ここでは、2024年の夏に4割引きの優待割引券を使って行ってみたい鉄道旅を2つご提案します。

3.1 東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」を見に行く旅

青森市では、毎年8月2日から7日にかけて「青森ねぶた祭り」を開催しています。高さがビル数階に相当する巨大なねぶたが街を練り歩く様子や、エネルギッシュな掛け声とお囃子が迫力満点のお祭りです!

お祭りの期間は街中に出店ができたり、関連イベントが開催されたりして、かなり賑やかな雰囲気に。2023年は6日間で101万人、コロナ禍前は285万人も訪れたそうですよ。

東京駅から新青森駅まで新幹線の指定席に座ると、通常なら片道1万7470円ですが、4割引きの優待割引券を使うことで片道1万482円になります。

片道の料金だけで7000円近く安くなるので、その分現地での食事や宿泊施設を少し豪華にしてみるのも良いでしょう。

3.2 都心の暑さから逃れて、軽井沢でのんびり避暑の旅

例年夏になると都心の気温が上がり、ヒートアイランド現象が悩みの種になることも。優待割引券を受け取ったら、避暑地として人気がある軽井沢へ行ってみるのはいかがでしょうか。

軽井沢には白糸の滝や雲場池といった自然のマイナスイオンを感じられるスポットのほか、冷たいざるそばやジェラートを楽しめるお店がたくさんありますよ。

気象庁の統計によると8月の軽井沢の平均気温は20℃前後のため、涼しさを感じられるでしょう。

東京駅から軽井沢駅まで新幹線指定席を利用したときの料金は片道5820円ですが、4割引きの優待割引券を使うと片道3492円で利用できます。所要時間は片道1時間から1時間20分なので、日帰り旅行もできるかもしれませんね。