LIMOが2023年5月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年5月11日)
美しい花が咲いている庭は、見ていて大変気持ちがいいものです。しかし、花を美しい状態に保ったり、花の植え替えなどをおこなうのは手間や時間がかかります。
なるべく負担の少ない方法でオシャレな庭を実現させるなら、開花期間の長い、丈夫な定番花を選べば、いつでも美しい花を楽しむことができます。
そこで今回は、初夏から秋冬まで開花する多年草や一年草を紹介します。さっそくみていきましょう。
初夏から秋冬まで開花する「定番花」多年草&一年草おすすめ8選
インパチェンス
夏の定番花のインパチェンスは美しい花を咲かせる一年草。明るめの日陰でも育てることができるので、シェードガーデンにもオススメです。
ミニバラのように開花する品種は庭の雰囲気がグッと華やぎます。秋まで花が咲き続けるのも嬉しいポイントです。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗)
カリブラコア
美しい色合いの小花を咲かせるカリブラコアはオシャレな雰囲気の多年草。特にアンティークカラーの品種は大人っぽい雰囲気で、見る人を魅了します。
温暖地であれば越冬しますが、花つきや全体的な見た目が悪くなる場合もあります。そのため一年草として扱われる場合がほとんどです。※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)
ジニア
カラフルな花色のジニアは初冬まで花が咲く一年草。夏の暑さにも負けず、次々と花を咲かせる強健な植物です。ポンポン咲きの品種やアンティークカラーの品種は大変可愛らしいですよ。
夏の間じゅう咲き続けるので、水切れには注意をして育てましょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
ゼラニウム
レッドやピンク、ホワイトの個性的な花を咲かせる多年草のゼラニウム。開花期は春から冬までですが、環境が合えば室外や室内で、ほぼ一年中育てることができます。
園芸店でもよく見かける定番のゼラニウムはゾナール種で、日本で広く流通している種です。※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)
トレニア
ホワイトとブルーや、ホワイトとピンクのバイカラーが定番のトレニアは一年草の植物です。草花のように可憐で、涼しげな雰囲気が夏の庭にもピッタリです。
日差しの強い盛夏は直射日光を避けて、風通しのよいところで育てるとよいでしょう。※参考価格:200~700円前後(3号ポット苗)
ニチニチソウ
ホワイトやピンクの花を咲かせるニチニチソウは一年草の植物です。夏の暑さにも負けず、株がどんどん生長します。日当たりのよいところを好むため、水切れには注意しましょう。
特に夏の暑い日が続くときは、一日でも水やりを忘れると葉がしおれてしまうこともあります。株にダメージを与えるので気をつけましょう。※参考価格:200~700円前後(3号ポット苗)
マリーゴールド
オレンジやイエローの鮮やかな花色がオシャレなマリーゴールドは一年草の植物。開花期が大変長く、冬まで咲き続けるほど強健な性質です。
特別な世話は不要ですが、花ガラは摘んでおくと病気予防になります。種を採取したい場合は残しておいてもよいでしょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
ペチュニア
世代を超えて愛されているペチュニアは花期が長い多年草(一年草扱い)。美しい花が旺盛に咲き、こんもりとした株姿を手軽に楽しむことができます。
多湿に弱いため、梅雨前には切り戻し、こまめな花ガラ摘み、枯れ葉や株元の葉の手入れを適宜おこないましょう。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗)
世代を超えて愛される花たちが「定番花である理由」とは
今回は初夏から秋冬まで開花する多年草や一年草を紹介しました。
世代を超えて愛され、育てられてきた定番花には定番たる理由があります。入手しやすいのはもちろんですが、誰もが育てやすく、気軽に美しい花を楽しめることが理由のひとつに挙げられるでしょう。
夏の暑さにも負けずに美しい花を咲かせる定番花を、ぜひ楽しんでくださいね。
LIMO編集部