2. カワイイ花が咲くグラウンドカバープランツ8選

2.1 ツルニチニチソウ

澄んだブルーの花が清々しい印象の「ツルニチニチソウ」

ツルニチニチソウの花が咲いている。花の色は、紫。

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  • 学名:Vinca
  • 分類:キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
  • 開花時期:4~6月

澄んだブルーの花が清々しい印象のツルニチニチソウ。斑入りの品種もあり、茎が地面に触れたところから旺盛に発根して株を増やします。

※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)

2.2 ヒメツルソバ

金平糖のようなピンクの花がキュートな「ヒメツルソバ」

ヒメツルソバの花が咲いている。色は白みがかったピンク。形は金平糖のような丸い形。

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  • 学名:Persicaria capitata
  • 分類:タデ科イヌタデ属
  • 開花時期:4~11月

ヒメツルソバは、金平糖のようなピンクの花がキュート。葉にはV字模様がクッキリと浮かび上がり、秋には赤く紅葉します。

※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)

2.3 セラスチウム

ハート形の白い花弁が愛らしい「セラスチウム」

セラスチウムの花が咲いている。色は白で、花弁の形はハート形。

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  • 学名:Cerastium
  • 分類:ナデシコ科ミミナグサ属
  • 開花時期:5~8月

ハート形の白い花弁が愛らしいセラスチウム。白銀色の葉や枝が夏の庭を涼しげに。暑さや蒸れに弱いため、乾燥ぎみに育てましょう。

※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)

2.4 クリーピングタイム

踏まれても元気に育つグランドカバーの優秀選手「クリーピングタイム」

クリーピングタイムの花が地面をほふくするように咲いている。色はピンク。

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  • 学名:Thymus serpyllum
  • 分類:シソ科イブキジャコウソウ属
  • 開花時期:4~9月

クリーピングタイムはピンクの花が咲き、比較的ゆっくりしたスピードで繁殖。踏まれても元気に育ち、甘く爽やかな香りを漂わせます。

※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

2.5 ベロニカ・オックスフォードブルー

濃いブルーの花とブロンズ色を帯びた葉がシック「ベロニカ・オックスフォードブルー」

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  • 学名:Veronica peduncularis
  • 分類:ゴマノハグサ科ベロニカ属
  • 開花時期:3~6月

濃いブルーの花とブロンズ色を帯びた葉がシックなベロニカ・オックスフォードブルー。小さな花が株一面にビッシリと咲き広がります。

※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)

2.6 タツナミソウ

波が押し寄せるように見える穂花に風情を感じる「タツナミソウ」

タツナミソウの花が咲いている。色は紫。

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  • 学名:Scutellaria indica
  • 分類:シソ科タツナミソウ属
  • 開花時期:4~5月

タツナミソウは日本各地で自生する山野草。名前どおり波が押し寄せるように見える穂花が特徴です。こぼれ種からも旺盛に繁殖します。

※参考価格:400~500円前後(3号ポット苗)

2.7 シバザクラ

ピンクのカーペットは春の風物詩「シバザクラ」

シバザクラの花が咲いている。色は濃いピンク。

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  • 学名:Phlox subulata
  • 分類:ハナシノブ科フロックス属
  • 開花時期:4~5月

広い敷地にカーペットのように咲き広がる風景が春の風物詩となっているシバザクラ。サクラによく似た白や青・ピンクの花が咲きます。

※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)

2.8 ワイルドストロベリー

果実も花も楽しめる!野趣あふれる「ワイルドストロベリー」

ワイルドストロベリーが広がる。赤い実と白い花、葉の色は明るい緑。

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  • 学名:Fragaria vesca
  • 分類:バラ科オランダイチゴ属
  • 開花時期:4~6月

ワイルドストロベリーは野趣あふれる姿が魅力的。白い花が咲いたあと、小さな赤い実もなります。乾燥にやや弱いのでタップリと水やりしましょう。

※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

3. グラウンドカバープランツを選ぶ3つのポイント

グラウンドカバープランツを選ぶポイントとは?

白い花と黄色い花が地面一面に植わっている。

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3.1 多年草であること

一年草とは異なり、多年草は植えっぱなしで何年も育ちます。植え替えの手間がかからないので楽ちん。さらに常緑の品種であれば、冬の間も葉が残るので重宝します。

3.2 カワイイ花が咲く

葉だけでは華やかさにやや欠けてしまうので、季節ごとに花が咲く品種がオススメです。庭に色とりどりのカーペットを敷きつめたようでキレイです。

3.3 性質が強健で繁殖力旺盛

多少踏んでも大丈夫なもの、日陰でも元気に育つものなど、性質が強い植物を選ぶとよいでしょう。繁殖力旺盛であれば、ときどき引き抜くだけでよいので手間いらずです。

4. グランドカバーでストレスフリーの庭づくり

株と株の間や庭の片隅などは、どうしても雑草が生えがちです。そんなときに大いに役立つのがグラウンドカバープランツ。

すき間を埋める達人としてうまく利用すれば、ストレスフリーでガーデニングを楽しめますよ。