2. 25日線に下値をサポートされて反発
先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。前週は終値ベースで4万円を割ってしまったことに加え、ローソク足の実体が25日移動平均線まで下落していました。先週はここから回復できるかどうかが大きなポイントでした。
実際には週初18日(月)から大きな陽線となると、25日線から反発しました。翌19日も陽線となり、終値ベースで4万円台を回復。20日の春分の日の祝日明けの21日には窓をあけて上昇して寄り付くと、そのまま陽線となり、終値ベースで最高値を更新、さらに週末22日も最高値を更新し、終値ベースで4万円台を維持しました。
今後の展開はどうなるでしょうか。チャートの形は悪くありません。25日移動平均線で押し目が入りきれいに上昇しています。直近の戻り高値だった3月7日の高値(4万472円)も更新しました。上目線で上昇について行きたいところです。若干過熱感が出ており、売られやすい局面ではありますが、25日線付近までの調整であれば押し目買いの好機と見ていいでしょう。
参考資料
下原 一晃