自宅に日当たりのよいベランダがあるなら、ベランダガーデニングにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

部屋からの導線がよいベランダは、ガーデニングをしやすい場所でもあります。集合住宅の場合は決まりごとを確認する必要がありますが、上手に活用するとリビングから見える外の風景も格段によくなります。

そこで今回は、ベランダガーデンのコツについてご紹介。記事後半ではベランダガーデニングで育てやすいおすすめの草花の画像も、参考価格とともに載せていますので、さっそくみていきましょう。

1. ベランダガーデンのコツ

1.1 ベランダの決まりごとを確認しておく

マンションや集合住宅にお住まいの場合は、ベランダに関する決まりごとは必ず確認しておくことをおすすめします。

鉢などで避難経路などをふさがない、そもそもベランダに物を置いてはいけないなど、規約などに定められています。

決まりを知らないでガーデニングを始めてしまうと、隣家に迷惑がかかることもあるので注意しましょう。

1.2 日当たりや風向きなどの環境を確認する

ベランダの環境は、ベランダの方角、階数、周囲の建物などによって異なります。

日当たりが良すぎたり、乾燥しすぎることもあるので、季節や時間帯によって、どのような環境になるかは調べておくとよいでしょう。

とくに高層階は風が強い場合が多く、土が舞ったり、鉢が倒れたりする可能性もあります。常に強風が吹くような場所だとガーデニングはおすすめしにくいかもしれません。

1.3 フラワースタンドやハンギングを活用する

ハンギングバスケットからしだれるように咲くフクシアの花

ハンギングバスケットからしだれるように咲くフクシアの花

IKvyatkovskaya/istockphoto.com

ベランダで植物を育てられる場合は、ベランダの特性を活かして植物を楽しんでみましょう。

例えば、物干し竿などにハンギングバスケットを吊り下げたり、オシャレなフラワースタンドを使用するのもおすすめです。

ハンギングにするときは、階下に落下する可能性がある場所は避け、安全に配慮するようにしましょう。

1.4 一年草をメインにする

ベランダガーデニングは手軽さが魅力。ツリー類を置いてみるのもオシャレですが、大きくなる心配もあります。最初は、シーズンが終われば処分できる一年草をメインに育てたほうが、気軽にガーデニングを楽しめるでしょう。

1.5 土はリサイクルして活用する

マンションや集合住宅で困るのが土の処分です。自治体が回収してくれるところもありますが、近年は自己処分に任せている場合もあり、自分で処分先を探す必要があります。

できれば、土は繰り返し使うことを前提として、土のリサイクル材などを混ぜて繰り返し使うようにしましょう。リサイクル材を混ぜたあとは、数日間寝かせておくのがポイントです。

ベランダガーデニングのコツをつかんだところで、次ではベランダなどの小スペースでも育てられるおすすめの植物をいっきにご紹介していきましょう。