続いて、趣味・娯楽についてです。趣味や娯楽を削りたくないという気持ちはわかりますし、ストレス解消のいいツールでもあるので、ここはそれほど我慢をしなくてもいいと思います。ただ、少しだけ頻度を落としてもいいかもしれません。

趣味も様々で、社会人サークルでスポーツをしたり飲み会をしたりするような、参加する都度お金がかかるような趣味と、自宅でゲームをするというような、イニシャルコストが大きい趣味があります。

前者であれば頻度を少し落として、貯金できるだけの余裕を確保したいところ。後者であれば、イニシャルコストの面を見て、無駄なものは買わないようにするとか、ゲームの発売日に向けてゲームの新作を買うためだけのプチ貯金をしてお金をプールしておくのもいいですね。

趣味を我慢しすぎるのではなく、あくまで自分が主導権を握って趣味に飲み込まれないように、うまく調整することが大事です。

貯金のコツを知っておこう

貯金のコツってなんだか知っていますか。ズバリ、先取り貯金に尽きます。先取り貯金とはお金が余ったら貯金するのではなく、先に貯金して余ったお金から使うというしくみです。これをメインの軸にして、他にもちょっとしたコツがあるのでご紹介します。それは、毎日財布の中身をチェックすることと500円玉貯金をすることです。

毎日財布の中身をチェックして、その日に使った金額と財布の中にある金額を把握しておきましょう。ベストなのは、カレンダーか手帳に使った金額を書き込むことです。また、500円玉貯金もできれば、透明の貯金箱を使うか、自分が可愛いと思えるお気に入りの貯金箱を見つけることが大事です。中身が見える貯金箱は効果抜群。早く貯めたくなってしまいますし、お気に入りの貯金箱なら楽しんで貯金を続けることができます。

細かい節約のポイント

最後に、本当にちょっとした細かい節約ポイントをご紹介します。それは、無料のサービスを活用するということ。

たとえば、図書館を利用したり、スマートフォンの無料ゲームでストレス解消したり。無料ではありませんが、民間のジムの何分の1という金額で利用できる自治体が運営するジムを使うのも一手です。こうしたものを最大限活用し「ちょっとしたお金」を浮かせることで、実は大きなお金になるのですよ。

まとめ

いかがでしたか。今回は具体的に、毎月いくら貯めればいいか、どういうところでいくらくらい浮かせられるのかということをご紹介しました。自分の生活と照らし合わせてみて、どうやったらお金がうまく貯まるかを考えてみてくださいね。

大塚 ちえ