インボイスへの怒りは思わぬ方向に… ちょっとズレている?社内の混乱
経理のせいだ! 教育者の説明が分かりにくい! 導入した会社が悪い! そんな声が会社員から聞こえてきます
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消費税納税を正しくおこなうために導入された「インボイス制度」。社内のルールが大きく変わりました。対応が求められているのは、経理部だけではありません。
業務によっては、大量の見積書や注文書を細かく確認する必要があります。多くの方が重荷に感じているのではないでしょうか。
そこで本記事ではインボイスが良いか悪いかは抜きにして、インボイス制度実施で混乱する社内に注目します。「ちょっとズレているかも?」な会社員たちの声を聞いてみましょう。
1. キレる社員1:インボイスは経理のせいだと思って怒りをあらわにするパターン
新しい制度を組織に導入する際に、不平不満をいう人は必ずでてくるもの。政府に対しての不満の声もあると思います。
ところが、インボイス制度の導入で怒りを爆発させている社員の矛先は、想像の斜め上をいく方向に向いていました。
社内で誰がインボイスについて旗を振るのかといえば「経理部」の方ではないでしょうか。会社の経理を取り扱うわけですから、仕方がないかもしれません。
いざ、インボイスが始まると経理部へのクレームが爆発。「なんでこんな制度導入したんだ!」「業務量が多くてやってられない!」と不平不満の声が上がったようです。
確かに、業務量が増えたのはわかります。気持ちもわかります。ですが、インボイス制度は経理部が導入を決定したわけではないんですよね。
執筆者
1996年生まれ。昭和女子大学卒業。検索技術者検定3級、栄養士、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(書道)、司書、司書教諭、NEALリーダー、SNSマーケティング検定、古物査定士資格を所有。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。古物査定士、検索技術者検定3級、司書、司書教諭、SNSマーケティング検定資格所有。大学卒業後はフリーランスとして、株式会社マーケットエンタープライズ「高く売れるドットコム」、「おいくら」においてポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカード記事や時計、トヨタ車・日産車・スバル車などの車記事を執筆やディレクションするほか、着物や骨董品の専門買取店等で買取記事を執筆など。株式会社鈴甲子においては、HPや商品紹介文作成、五月人形分野で内閣総理大臣特別賞を受賞・経済産業大臣指定伝統工芸士として認定されている「鈴甲子雄山」のブログや一次産業・二次産業(BtoB)に従事する職人など、職人の知識を言語化・記事。コラムは、株式会社小学館「Suit-woman」や株式会社アシロ「MISYU」など。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。