2. お手入れ最小限でOK!植えっぱなしで毎年花が咲く植物3選

ここからは、前ページでご紹介した植物をひとつずつ解説していきます。

2.1 【スイセン】和にも洋にも馴染む花

スイセン(水仙)Narcissus/ヒガンバナ科

スイセンの花。白とオレンジのツートンカラー。

Sergey V Kalyakin/shutterstock.com

・スイセンの開花時期:11月〜4月頃(品種によって異なります)

スイセン(水仙)は丈夫で育てやすいことから、公園や学校の植栽にも選ばれることが多い花。

白×黄色のシンプルな花が一般的ですが、白×ピンク・黄色・オレンジといった華やかな品種もあります。庭の雰囲気に合わせてセレクトしてみましょう。

甘く爽やかな香りが楽しめるのもスイセンの大きな魅力。強い西日が当たらない日向~半日陰で管理しましょう。

※参考価格:100~200円前後(球根1球)

2.2 【カラミンサ】ナチュラルに庭を彩る

カラミンサ Calamintha/シソ科

カラミンサネペタの白い花

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・カラミンサの開花時期:5~11月頃

カラミンサはピンクや薄紫、白などのナチュラル&かわいい花を咲かせる植物。カスミソウのように小さな花ですが、花数が非常に多く茎いっぱいに開花するためとても見ごたえがあります。

春から晩秋まで長く開花するのも選ばれているポイント。冬になると地上部が枯れますが、春になると再び芽吹き新しい花を咲かせてくれますよ。

※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

2.3 【エキナセア】夏を彩るカラフルな花

エキナセア Echinacea/キク科

オレンジや黄色などのエキナセアの花が一面に咲いている

Violeta Beigiene/shutterstock.com

・エキナセアの開花時期:6~10月頃

真夏の太陽に負けず、カラフルな花を元気いっぱいに咲かせるエキナセア。赤やピンク、黄色やオレンジなどカラフルな花色があり、さらには一重咲きや八重咲きなどたくさんの品種が揃っています。

いずれも強靭で育てやすい性質なのでガーデニング初心者にもオススメ。

多湿を避けた日当たりと風通しが良い場所で管理しましょう。冬には落葉しますが、翌年には再度カラフルな花で楽しませてくれます。

※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

植えっぱなしでも毎年花が咲く植物は意外と多く、開花時期が違う植物を選べば1年を通して花が楽しめる庭をつくることができます。

本記事で紹介した植物以外にも、ムスカリやオステオスペルマム、日陰でもよく育つアジュガやクリスマスローズなども植えっぱなしで何年も花が咲く植物。

水やりなどの最低限のお手入れをおこないつつ、手間がかからない庭を楽しんでくださいね。

LIMO編集部