アルプス電気が一時+7%高の急騰! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2018年2月27日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、一時15日ぶりに22,500円台

2018年2月27日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,389円(+236円、+1.1%) 3日続伸
  • TOPIX 1,790.3(+15.5、+0.9%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,230.0(▲7.6、▲0.6%) 3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,201、値下がり銘柄数:751、変わらず:115
  • 値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
  • 年初来高値更新銘柄数:69、年初来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は13億2,910万株、売買代金は2兆6,299億円(概算)となり、いずれも前日から増加しました。米国NY市場の大幅続伸を好感した動きはあったものの、それ以外に目立った材料はなかったため、投資家の物色意欲は鈍いままでした。

出来高は増加しても13億株台に止まりましたが、一部値嵩株の売買が増えたため、売買代金は3日ぶりに2兆5,000億円を上回っています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、前場の終盤には一時+348円高となって取引時間中としては2月5日以来となる22,500円台を付けました。

その後は上値が重くなりましたが、今年4回目の3連騰で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、上昇率は日経平均株価を下回りました。前日に続き、日経平均株価を構成するような主力大型株に買いが集まったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は3日ぶり反落、売買代金は13日ぶりの1,000億円超

東証マザーズの出来高は5,944万株、売買代金は1,109億円となり、いずれも前日より増加しました。商いそのものは低水準ながら、個人投資家の物色意欲がやや改善したことで、売買代金は13日ぶりに1,000億円を上回っています。

ただ、利益確定売りも相応に出たと見られるため、総合指数は3日ぶりの反落となりました。なお、終値は依然として1,200ポイントを上回っています。

アルプス電気が一時+7%高の急騰、ローソンは連日で昨年来安値を更新

個別銘柄では、設備投資・ロボット関連銘柄が買われ、安川電機(6506)が一時+5%超高の急騰となり、ファナック(6954)やキーエンス(6861)も大幅高となりました。

また、米国アップル社の新型iPhoneに関する観測報道を受けて、TDK(6762)、村田製作所(6981)、日本電産(6594)、ローム(6963)などの電子部品株が軒並み値を上げています。

その他では、アルパイン(6816)との経営統合前倒しのニュースが流れたアルプス電気(6770)が一時+7%高の急騰となったことが注目を集めました(注:その後に正式発表)。

一方、ローソン(2651)が連日で昨年来安値を更新し、しまむら(8227)も冴えない値動きになるなど、小売株の一角が売られました。

また、前日に携帯電話事業参入に向けた電波取得の申請を行った楽天(4755)は値を下げて終わっています。その他では、年度末の引越しシーズンの人手不足が懸念されるヤマトホールディングス(9064)が大幅安となったことが目を引きました。

新興市場では、ビリングシステム(3623)が値を飛ばしてストップ高となり、メタップス(6172)も一時+19%高の爆騰となりました。

一方、先週末に上場してから人気が集中しているMマート(4380)は取引時間中に高値を付けた後は売りに押され、終値は大幅安となっています。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。