遊戯王は今年25周年を迎えました。その中でも、最古参といっても過言ではない「ブラック・マジシャン」。Vol.1からずっと遊戯王OCGを支えてきたカードです。
現在のインフレカードには攻撃力は及びませんが、多くのサポートカードに恵まれていることが特徴です。多彩な戦術が可能ですから、玄人デュエリストからも絶大な人気があります。
そこで、本記事では「ブラック・マジシャン」に着目。トレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」で、高額で落札実績されたブラック・マジシャンについて触れていきます。
1. ブラック・マジシャンとは:サポートカードに恵まれた神出鬼没のモンスター
遊戯王の初期から登場している闇属性・魔法使い族の通常モンスターです。非常に有用なサポートカードや必殺技カードに恵まれていて、戦略次第では無類の強さを誇ります。闇属性、魔法使い族、通常モンスターの3特性があり、専用サポートカード以外の通常のサポートカードにも十分対応可能です。
多彩なリクルート、十分な攻撃力から、テクニカルな戦略を得意とします。サポートカード次第では、相手を窮地に追い込める様は、まさに神出鬼没なモンスターといえるでしょう。デュエリストの腕が試されるカードといえます。
遊戯王の中でも「ブルーアイズ・ホワイトドラゴン」「ブラック・マジシャン・ガール」と並ぶ人気があるカードです。作中でも非常に重要なカードで、主人公のエースモンスターでありながら、物語の鍵を握るモンスターでした。