「破滅竜ガンドラX」は、2016年に上映された「劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」で枚数限定で配布されたプロモカードです。あまりにも強力な戦術により、レギュレーションで規制が入るほどでした。
しかし、5年の時を経て2024年1月に「破滅竜ガンドラX」は解禁。さらに2024年1月27日発売の「LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)」には、ガンドラデッキをサポートするカードが多数収録されます。
今後再録される「ガンドラX」はテキストがエラッタされることでしょう。エラッタ前のカードが貴重になるかもしれません。本記事ではトレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」で落札された「破滅竜ガンドラX」について確認していきましょう。
1. 「破滅竜ガンドラX」禁止の背景
「破滅竜ガンドラX」がリミットレギュレーションの対象になったのは、強すぎる能力・コンボが原因とされています。
自身のモンスターカードの攻撃力を極限まで高くできれば、圧倒的火力で相手にアタック可能です。これを利用した戦略が流行し、「ワンターンキル」が可能になってしまいました。
圧倒的な戦略がゲームバランスを大きく崩してしまったため、2019年7月1日に破滅竜ガンドラXは、リミットレギュレーションに引っ掛かってしまったと言われています。