2024年を迎え「今年はどのような年にしようか」と、期待を膨らませている人も多いでしょう。

2024年からは、経済対策の一環として政府が「給付金や定額減税」を行ったり、少子化対策として「児童手当の拡充」をしたりと、私たちの生活に関与する政策も実施される予定です。

本記事では、2024年に実施される注目の政策について紹介していきます。

実際の調査データをもとに全国の人が「2024年に期待していること」についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。

1. 2024年に期待していることは全年代で「日本経済の回復」が1位に

LINEヤフー株式会社は、全国の13歳~79歳の男女を対象に、2024年に関する調査を実施しました。

調査概要は下記のとおりです。

  • 調査対象:日本全国の13歳~79歳の男女
  • 実施時期:2023年11月30日~12月4日
  • 有効回収数:66万3354サンプル
  • リリース公開日:2023年12月25日

上記調査の結果、2024年に期待していることとして、「日本経済の回復」がすべての年代で1位となりました(図表参照)。

全年代において「日本経済の回復」となっており、年代が上がるごとにその割合も高くなっているのがわかります。

政府は経済対策の一環として、所得の低い世帯へ給付金を行うことを表明しており、該当しない世帯にも定額減税を実施する予定です。

このような政策が2024年に行われることから、全年代で日本経済の回復を期待する声が多いのだとうかがえます。

なお、10歳代〜20歳代の男性においては「生成AI技術の発展」が第4位にランクインしており、近年急速に進んでいるAI技術の発展に期待している人が多いといえます。

また、子育て世代となる30歳代〜40歳代では「児童手当の充実」が3位以内にランクインしており、特に女性30歳代では4割近い結果に。

これは、2024年から実施される「児童手当の拡充」が大きく影響しているのだとうかがえます。