2. 【30歳代・二人以上世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか

次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。

2.1 【30歳代・二人以上世帯】の貯蓄100万円未満の割合

  • 17.6%

2.2 【30歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均:697万円
  • 中央値:390万円

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄100万円未満は17.6%。

平均は600万円を超え、中央値は350万円を超えました。

3. 2024年は新NISAのスタートを

これまで30歳代・二人以上世帯の「貯蓄100万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。

30歳代で「貯蓄2000万円超」の世帯は全体の7.9%となっています。一方で、貯蓄額が100万円に満たない世帯は37.3%で4割弱を占めている状況です。

将来、受給できる年金額が減少するのではないか、また近年の物価の上昇などネガティブな話題もあります。環境は常に変わり続けているので、現在30歳代の方が老後2000万円準備できるかは、人それぞれになってきます。

まずは「ねんきん定期便」等で自分自身がどのくらい老後に年金を受給できるのか確認してみましょう。その上で、「足りない」「不安だ」と感じた場合は今から対策をしていくことが大切です。

新NISAやiDeCoなど資産運用も対策の一つ手段です。資産運用においても目的や目標によって「合う、合わない」の問題があります。ご自身のライフスタイルにあった準備をしていきましょう。

全ての方が、いきなり大きな資産を築いていくことは容易ではないですが、資産家たちの考え方は今後の資産作りへの道しるべになるのではないでしょうか。

出所:金融庁「新しいNISA」をもとにLIMO編集部作成

3.1 【ご参考】30歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 金融資産非保有:23.9%
  • 100万円未満:13.4%
  • 100~200万円未満:10.3%
  • 200~300万円未満:6.9%
  • 300~400万円未満:6.3%
  • 400~500万円未満:3.5%
  • 500~700万円未満:9.4%
  • 700~1000万円未満:7.3%
  • 1000~1500万円未満:6.6%
  • 1500~2000万円未満:3.5%
  • 2000~3000万円未満:3.9%
  • 3000万円以上:2.2%

参考資料

中沢 新