気温が下がる冬は、戸外でのガーデニング作業がつらい季節。できれば世話が少なく、管理がラクな植物を植えて、寒い季節のガーデニング作業を乗り越えたいものです。
他の季節と比べると、冬は日陰になるところが増えて、気温が下がる場所が多くなります。できれば、日陰や寒さに耐えられる植物を植えてみましょう。
そこで今回は、日陰や寒さに強い多年草を紹介します。さっそくみていきましょう。
1. 【1月の多年草ガーデニング】日陰や寒さに強い多年草7選
1.1 クリスマスローズ
クリスマスローズは「冬の貴婦人」「冬の女王」とも呼ばれ、冬に開花する多年草です。明るい日陰でも育てられるのでシェードガーデンにもおすすめです。
常緑の葉は開花後も枯れることなく、ガーデンを爽やかに彩ります。高温多湿が苦手なので、地植えにするときは直射日光が当たらない、涼しい場所を選ぶようにしましょう。※参考価格：800～1500円前後（3号ポット苗）
1.2 シュウメイギク
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シュウメイギクは、日陰や寒い場所でも育てることができる多年草。濃いグリーンの葉は冬でも枯れることなく、秋の開花まで旺盛に生長します。
適度に日に当てたほうが花つきは良くなりますが、明るい日陰であれば開花を楽しむことができます。寒さが気になるときは、株元を腐葉土などで覆うのもおすすめです。※参考価格：1000円前後（4号ポット苗）
1.3 ニオイスミレ
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スミレ属のニオイスミレは、冬から春にかけて可憐な花を咲かせる多年草です。名前のとおり、花からは甘い香りが漂います。
寒さにも強く、明るめの日陰でも育てられます。ただし、適度に日を当てたほうが花つきはよくなります。※参考価格：400～600円前後（3号ポット苗）
1.4 アジュガ
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グランドカバーとして重宝するアジュガは、美しい花も楽しめる多年草。日陰を好むため、シェードガーデン向きの植物です。
銅葉の品種は、葉色が美しいので寄せ植えにもおすすめ。春にはパープルやブルー、ピンク、ホワイトの花が開花します。※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）
1.5 ヒューケラ
一年中葉色が楽しめるヒューケラも日陰に強い多年草です。冬のガーデンだけでなく、彩りの少ないシェードガーデンにもおすすめです。
とにかく葉色が豊富なので、組み合わせ方次第でガーデンが明るい雰囲気になります。オシャレなダークカラーの葉も見逃せません。※参考価格：600～1000円前後（3号ポット苗）
1.6 ヤブラン（リリオペ）
庭の植栽に重宝するヤブランは、とても丈夫な多年草。どのような場所にも順応して育つので、初心者も育てやすいでしょう。春にはパープルの美しい花が咲きます。
日陰に植えるなら、ホワイトの斑が入る品種がおすすめ。明るい雰囲気なので庭を明るく演出します。傷んだ葉や古い葉があればカットしておきましょう。見た目がよくなります。※参考価格:500～700円前後（3号ポット苗）
1.7 ラミウム
シルバーカラーの葉色が特徴のラミウムは一年中、美しい葉色が楽しめる多年草。耐寒性が高く、日陰でも育てられることからグランドカバーとしても重宝します。
5～6月にかけて咲く、パープルやイエローの美しい花も見応えがあります。※参考価格：200～500円前後（3号ポット苗）
2. まとめにかえて
今回は日陰や寒さに強い多年草を紹介しました。
日陰で育てられる植物は意外にもたくさんありますが、葉を楽しむことがメインになるでしょう。
葉色の美しい植物を選ぶことで、明るいガーデンになります。
花を咲かせるには、少しでも日に当てることが大切です。日がさす場所が少しでもあれば、花が咲く植物を優先的に植えたり置いたりするようにしましょう。
LIMO編集部
