江戸時代から明治時代にかけて庶民の間で普及した火鉢は、昭和半ばまで使用されていた暖房器具です。
現在普及している暖房器具といえば、エアコンや石油ストーブ、電気ファンヒーターなどですが、昭和レトロブームにより再び注目されるようになりました。
なかなか処分に困る火鉢ですが、人気があるものであれば譲ったり買取を依頼したりしやすいといえます。どんなものが人気か見ていきましょう。
1. 昭和レトロブーム・電気代高騰の中、火鉢に注目も?
近年、さまざまな要因により電気代が高騰しています。そんな中、昭和レトロブームと相まって電気を使用しない火鉢が注目を集めています。
やはり「エアコンなどよりも寒い」という声はありますが、灰の上で炭を燃やして暖をとる火鉢は、遠赤外線効果で身体の芯がポカポカし、思った以上に暖まるようです。
一酸化炭素の問題があるため、気密性の高い住宅での使用は難しいですが、近年では昭和レトロだけでなく古民家ブームなどもあり、火鉢を取り入れている家庭も増えています。
火鉢としての用途ではなく、インテリアとしてお店の什器になることもあります。