今年最大の下落! 日経平均株価は5日続落で一時▲395円安

【東京株式市場】 2018年1月30日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日続落、下落率は今年最大に

2018年1月30日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,291円(▲337円、▲1.4%) 5日続落
  • TOPIX 1,858.1(▲22.3、▲1.2%) 反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,318.9(▲15.4、▲1.2%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:255、値下がり銘柄数:1,760、変わらず:48
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 年初来高値更新銘柄数:84、年初来安値更新銘柄数:4

東証1部の出来高は17億272万株、売買代金は3兆3,216億円(概算)となり、いずれも前日より大幅増加となりました。NY市場の下落等を受けて利益確定と見られる売りが優勢となった一方で、下値を拾う動きも強まったことで活況な商いとなりました。売買代金は8日ぶりに3兆円を上回っています。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。前場は一時▲48円安まで持ち直したものの、後場に入ってからは下げ足を早め、序盤には一時▲395円安まで売られる場面が見られました。その後はやや戻したものの、大幅安となる5日続落で引けています。

なお、終値で見た下落幅、下落率ともに今年最大となりました。

TOPIXも同じような値動きとなりましたが、下落率は日経平均株価よりやや小幅に止まっています。

東証マザーズ総合指数は続落、売買代金は1,000億円超を回復

東証マザーズの出来高は6,237万株、売買代金は1,065億円となり、いずれも前日より増加しました。大型株市場での利益確定売りの流れが波及したものの、下値を拾う動きは限定的だったようです。売買代金は再び1,000億円超となりましたが、盛り上がりに欠けた商いだったと言えましょう。

また、主力株を中心に下落が目立ったことから、総合指数は続落となりました。取引時間中は一時1,300ポイント割れ寸前まで下落しており、先日までの勢いが消失した形となっています。

ファナックなど主力大型株が軒並み大幅安、好決算の日立建機は一時+9%超高に

個別銘柄では主力大型株が軒並み売られ、ファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)などが大幅安となり、前日に急騰した信越化学工業(4063)も急反落となりました。

また、ソニー(6758)、日本電産(6594)、パナソニック(6752)、日立製作所(6501)などハイテク株が総じて大幅下落となり、楽天(4755)は▲3%超安の大幅安で引けています。

一方、前日に好決算を発表した日立建機(6305)が一時+9%超高の爆騰となって昨年来高値を更新し、終値でも+7%超高と孤軍奮闘が目立ちました。

また、良品計画(7453)が大幅高で高値を付け、しまむら(8227)が急騰するなど小売株の一角に逆行高の動きが見られています。その他では、花王(4452)が大幅反発となったのが目立ちました。

新興市場では、テンポイノベーション(3484)が▲10%超安の暴落となり、力の源ホールディングス(3561)も急落しました。また、メタップス(6172)やインターネットインフィニティー(6545)も値を下げています。

一方、サンバイオ(4592)とブライトパス・バイオ(4594)が大幅反発となり、レノバ(9519)は続伸となりました。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。