年末に帰省したら、使わないレコードプレーヤーを見つけることもあるかもしれません。「もう処分したいけれど、なんだかもったいない……」と考えている方は、売却して次の使い手に譲ってみるのはどうでしょうか。

レコードプレーヤーは音楽好きから人気が高く、さらに昭和レトロブームも相まって、急激に需要が高まっています。特に、当時製造されていたモデルは数万円以上で取引されることがあるほどです。

そこで本記事では、昭和レトロアイテム「レコードプレーヤー」の買取相場を紹介します。

1. レコードプレーヤーはなぜ今も需要があるの?

Sean Davis/ istockphoto.com

2023年現在、多くの方がスマホで手軽に音楽を聴く時代です。しかし、そのような中でもレコードの需要は一定数あります。

「どうして古いのに人気があるの?」と思うかもしれません。

CDやmp3など加工されたデジタル音源は、音楽が本来持つ「生々しさ」がどうしてもなくなりがち。対してレコードプレーヤーなどのアナログ音源は原曲をそのまま収録していますから、音域は広く、臨場感がある音が楽しめるからです。

静かな部屋で、椅子に座って優雅に「音を楽しむ」ツールがレコードプレーヤーではないでしょうか。まさに「通」のためのオーディオ機器といえるでしょう。