2018年こそ! 1000万円貯金へのロードマップの作り方

貯金をしたいと思っている人の中には「1000万円」という金額を1つの目標にしている人も多いかと思います。でも、1000万円貯めるために具体的にどうすればいいかよくわからないという人もいるのではないでしょうか。その状態ではなかなか1000万円なんて金額を貯めることはできません。

そこで今回は、貯金1000万円に向かうためのロードマップづくりについてお伝えします。

今の年齢+何歳で1000万円貯金するのか

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ただ漠然と「1000万円貯めたいな」と思っていても、実際に何から手を付けていいかわからないという人もいますよね。そこで、目標をより具体的にしていく必要があります。まずは「何歳のときに1000万円貯めるのか」を考えてほしいのです。自分の今の年齢にもよりますが、何年間あれば1000万円という目標が達成できそうなのか、ぼんやりとでいいので考えてみてください。

単純に、ここから毎年100万円貯金していくなら1000万円貯まるまでにかかる時間は10年ですよね。果たして10年で1000万円でいいのか、毎年100万円以上は貯金できないのか、考えてみましょう。もしある程度高水準の給与をもらっていて、毎年200万円は貯金できそうだとなれば、5年で1000万円貯めることができますよね。

ひとまず、目標金額を明確にして貯金計画をより具体的にすること。これがロードマップの第一歩です。

ライフイベントと出費

さて、ここまでは「年間いくら貯金できそうか」ということを考えてきましたが、今度は自分の人生におけるライフイベントと、それに伴う出費という側面から1000万円貯金を考えてみます。もしあなたが未婚の30歳女性だとしたら、この先あなたに訪れるかもしれないイベントは結婚、妊娠・出産、子どもの入園・進学、親の介護などが想像できますよね。

それに付随して、ある程度大きな出費も考えられます。たとえば、結婚式も当然お金がかかりますし、2人で折半にしてもまとまった金額が出ていくことはやむを得ません。子どもの入園や進学も、子どもが小さいうちのことだけでなく私立中・高の受験、大学進学までを考えると気楽に構えてもいられないですよね。

そういったライフイベントの乗り越えながらも1000万円貯金をやり遂げる――そう思うと、結構キツイと思う人もいるかもしれません。でも、そういうときにこそロードマップが役立つのです。

1枚の紙にまとめてみよう

ここまでのことを紙に書き出してみましょう。何歳までに1000万円貯めるのかを書いたら、今の年齢からその歳まで線を引いて1歳ごとに目印をつけましょう。たとえば30歳の人が36歳までに1000万円貯めたいと思ったら、30歳から36歳までを一直線上に書いて、2つの数字の間にも31歳~35歳までの年齢を入れていきます。

その年齢の下に、目指すべき年収と理想とする貯金額を記入していきます。30歳 年収450万円・貯金額100万円、32歳 年収550万円・貯金額200万円、というイメージで書き出していくと、1000万円貯めたい歳までにどのくらい年収が上がっていて、毎年どのくらい貯金しなければならないかが見えてくるはずです。

こうして可視化して目標金額・年齢をはっきりさせることで、そこまで到達する前の小さな目標がたくさんできるのです。

たとえば2年で年収を100万円アップさせるにはどうしたらいいのでしょうか。手当がもらえるような資格を取ったり、成績で認めてもらったり、方法はたくさんあると思います。その中で自分が何をすべきか、少しずつはっきりしてきますよね。「この資格は難しいけど、これなら取れそう」とか「今より1.5倍営業成績を伸ばそう」とか、目標に向かって「いま」何をすべきかということが逆算できるようになるのがロードマップを作ることの最大のメリットです。

また、先ほどお伝えしたライフイベントとそれに伴う出費についても、ここで一緒に書き出してしまうことをオススメします。そうすることで、いつ・いくらくらいの出費があるのかということが一目でわかるようになります。「32歳で結婚・マイカーを買う・予算250万円」などと書いておけば、32歳で250万円の出費があるのでそこまでに余分に貯めておかなくてはならない、ということが見えてきますよね。

こうした計画を立てないで大きな金額を貯めようと思っても、ゴールが遠すぎて、節約や貯金が長続きしません。まずは1枚の紙に理想の年収・貯金額・ライフイベント・それに伴う出費などをまとめて書き出し、1000万円をこの年齢までに貯めるためにどうしたらいいか、と考えられる下地を作りましょう。

1000万円貯金を日々の生活で意識すること

このロードマップを作っているうちに、逆算して今の自分が本来何をしているべきなのかということが見えるというお話は先ほどしましたよね。自分がいま何をすべきかということがわかれば、早速それに取り掛かりましょう。次の昇格のチャンスまでにこの資格を取ろうとか、この頃には管理職の試験を受けてみようとか、今の会社ではとても望めない給料だから転職しようとか、色々と考えられると思います。

たとえば資格試験を取ろうと決めて勉強を始めたときも、一番大きな目標がはっきりしていてゴールまでの道のりを着実に歩いているんだということがわかれば挫折しにくくなりますよね。モチベーションを保つためにも、目に付くところにこのロードマップを貼り出しておきましょう。貼り出すのが難しければ、毎日使う手帳などに入れておくのもいいですね。

とにかく毎日それを眺めること。そして日常生活の中でも常に「〇歳までに1000万円貯金する」ということを意識しておきましょう。

おわりに

1000万円貯金する、と聞いただけでは尻込みしてしまう人もいるかもしれません。しかし、大きすぎるように見える数字でも、冷静に分解していけばそう怖くないものです。まずは大きな目標に向けて小さな目標を立てること。そしてその小さな目標を1つずつクリアしていけば、最後には大きな目標にたどり着くことができるように、小さな目標を設計すること。

この2つがロードマップづくりでは非常に重要になってきます。ぜひ年末年始の時間のあるときにチャレンジしてみてくださいね。

大塚 ちえ

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。