私服に合わせられる革靴
ある程度形式が定まっているビジネス用とは違い、休日の私服に合わせる革靴はセンスが問われます。平日とは着る洋服も違えば行く場所も違うとなると、そのまま流用するのは危険。
手っ取り早くベストアンサーに近づきたいなら、やはりアパレルのプロに聞くのが一番。ということで、今回はショップスタッフがレコメンドする「休日に履きたいカジュアルな革靴」をご紹介します。
「キレイ目なのにカジュアル」な逸品
まずは海外でも評価の高い、ハイエンドなレザーシューズブランド『HIROSHI TSUBOUCHI』とエディフィスのコラボによって生まれた一足。トラディショナルなストレートチップシューズにカジュアルなクレープソールを合わせた特別なデザインです。
カーフレザーを採用することでその光沢やシボ感でシックな足元を演出。履き心地良く、メイドインジャパンの実直な作りも信頼できますね。
あの「有名ローファー」をドレッシーに
学生時代、誰もが一度はお世話になったことがあるであろう『EDIFICE』が別注した『HARUTA』のスリッポン。ドレッシーなメダリオンが印象的なスリッポンに仕上げました。
タンの長さや履き口の大きさ、シルエットなど細かな調整を重ねた末に生まれたその佇まいで、カジュアルからセミフォーマルまで幅広く対応できます。脱ぎ履きのしやすさはもちろん、あの頃と変わらずタフさも健在。
「使い勝手抜群」な優秀アイテム
日本の職人技術を生かしたハイクオリティなシューズを制作する『Blueover』の一足。丸みを帯びたカジュアルなルックスと、スムースレザーの上質さで、スニーカーと革靴のいいとこ取りのような使い勝手です。
内側には疲れにくさを考慮してレザーのハーフインソールを用い、ソールには加水分解の起こらないEVAソールを採用。驚くほどの軽量さも相まって、レザーシューズの重苦しさが一切感じられません。
シーン毎に「表情を変える」ショートブーツ
靴の聖地である、イギリス・ノーザンプトン発の老舗ブランド『SANDERS』のジョッパーブーツ。スマートなシルエットに加え、上品なストラップが高級感を演出。ソールの縫い付けにはグットイヤーウェルト製法を採用し、ソールの交換が楽なのも嬉しいですね。
9部丈のパンツからチラ見せしたり、フルレングスでアッパーのみを見せたりとパンツの丈感によって印象が変えられる、服好きのための一足。
「履き心地」を追求したローファー
先ほどと同じく、ノーザンプトンを代表する老舗ブランド『SOLOVAIR』のタッセルローファー。程よいサイズのタッセルがシンプルながらも足元に華やかさを添えてくれます。
ドクターマーチンのソールで有名なエアーソールを使用して、カジュアルなボリューム感と圧倒的なクッション性を実現。職人が手間ひま惜しまずハンドメイドで制作している点も相まって、クオリティにも信頼を置ける逸品です。
ガツンと攻める、男のシューズ
本物のビーバーヘアーがアッパーにあしらわれた、インパクト大なシューズ。ワックスコーティング済みのカーフレザーをアッパーに用いた、一生モノと成りうるクオリティが特徴です。
あえて太めに施されたハンドステッチやイタリア産のソールなど細かな点にもこだわりが。ハンドメイドならではの重量感と分厚いソールの存在感が、物足りないコーデを一気に格上げしてくれる一足。
あとがき
取り入れやすくもありきたりではない、ワンランク上のものばかりでしたね。私服にも上手くレザーシューズを取り入れて、より大人らしいカジュアルスタイルを演出してみてはいかがでしょうか?
FACY