本場のBalık Ekmek(バルック・エキメキ)

出所:@mdroming

海渡さんに今回トルコに行くことになったきっかけや経緯を伺うと、「沢木さんの影響でずっと長期の旅をしたいと思っていて、仕事を辞め、昨年8月よりアジアからヨーロッパへの陸路旅行をしています」と話してくれました。

購入した鯖サンドは、白い発泡スチロールに書かれている通り、80トルコリラ(2023年7月29日現在、日本円で419円)だったそう。

「いわゆる鯖サンドは『Balık Ekmek(バルック・エキメキ)』と呼ばれていますが、ここはラバシュと呼ばれるフラットブレッドを使っていることもあり、『FISH WRAP(フィッシュラップ)』と書いてるのだと思います。」と教えてくれました。

憧れ続けた鯖サンドの味は?

鯖サンドの中身は、鯖の他にトマト、キャベツ、玉ねぎなど、少しのグリーンチリにレモンを絞ったようなサラダが入っていたそうです。

スパイスが結構掛かっていますが、これは辛いものではなく香り付けのためのもの。また、2種類のソースを使っていたそうです。

ラバシュと呼ばれるフラットブレッドで包まれており、具材を巻いた後、最後にラバシュごと炭で両面を焼いて完成。

実際に食べた鯖サンドの感想を伺ってみると、「炭でじっくり焼かれてふかふかの鯖とサラダ、それから柔らかくも弾力のあるラバシュの生地が絶妙に絡み合って美味しかったです。骨も調理の段階で全部抜いてくれていて、生臭さも全くありませんでした」と話してくれました。

いかがでしたでしょうか。今回は、Twitterで話題になっていた「深夜特急を読んで憧れていたトルコの鯖サンド」についてご紹介しました。イスタンブールに行く機会があれば、ぜひ一度本場の味を食べてみたいですね。

参考資料

成瀬 亜希子