関西ならではの商品4. 「ぼんち揚げ」

東西で認知度や普及率が異なると言われている揚げせんべい。関東を中心とした東日本では「歌舞伎揚げ」、関西をはじめとした西日本では「ぼんち揚げ」が主流とされています。

ちなみに「ぼんち揚げ」を製造しているぼんち株式会社が「『ぼんち揚』に関する実態調査」を行ったところ、94.6%が「『ぼんち揚』が全国区のお菓子では無いことに驚いた」という結果になりました。

出所:ぼんち株式会社「ぼんち揚好き関西人の98.4%が関西の❝ソウルスナック❞と太鼓判を押す『ぼんち揚』~「ぼんち関西ソウルスナックキャンペーン」4月1日(土)より開催!~」

関西におけるぼんち揚げの普及率の高さがうかがえます。

見た目がよく似ているためそこまで違いがないように思いますが、実際はぼんち揚げは醤油と砂糖に加え、出汁の風味がするとの声も。

またぼんち揚げの方が歯ごたえがあり、塩味が強く、お酒のおつまみになるという意見も挙げられていました。

ぼんち揚げはスーパーやドラッグストアのほかネット通販でも販売されているので、遠方にお住いの方も試してみてはいかがでしょうか。

関西ならではの商品5. 「サンミー」

関西圏での知名度が高い「サンミー」。

神戸屋が販売する菓子パンで、「大阪のソウルパン」「関西のソウルパン」とも呼ばれているほど、関西人にとっては馴染み深いデニッシュパンです。

クリームを挟んだパンにケーキ生地を被せ、その上からチョコで縞模様を描いています。3種類の味(三味・さんみ)を一度に味わえることから、「サンミー」という商品名が付けられました。

時には、通常の「サンミー」にもう1つ味を加えた「ヨンミー」という商品も登場しています。

2021年には50周年を記念して、5つの味を楽しめる「ファイブミー」も発売されました。当時は『「ゴミー」にならなくて良かった』と話題になったようですよ。

関西の地元スーパーや、大阪駅・京都駅のような大きな駅の売店でも販売しているので、関西を訪れる際はぜひ探してみてください。

旅の朝食やおやつにするのがオススメ!関西ならではのご当地商品

サンライズ・メロンパン・サンミーといったパンをはじめ、関西にはご当地ならではの商品がたくさんあります。

今回紹介した商品はスーパーやコンビニ、喫茶店などで見つけやすいため、旅の合間に探すのも良いかもしれません。

日持ちしやすいものもあるため、お土産にするのもオススメですよ。ほかにも自分が住んでいる地域であまり売っていない商品を見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。

参考資料

太田 彩子