共通点3. イタリアも日本も長寿大国!

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イタリア料理も和食も美味しくてヘルシー。その結果でしょうか、イタリアも日本も大変な長寿大国であるという共通点があります。厚生労働省の資料を参考に見てみましょう。

  • イタリアの平均寿命は、男性が78.81歳、女性が84.07歳。
  • 一方日本の場合は、男性が79.64歳、そして女性は86.93歳。

日本のほうが平均寿命はわずかに長いのですが、イタリアも負けずによい数字です。

ちなみに、健康で長寿を誇る地域のことを「ブルーゾーン」と呼びますが、日本もイタリアも世界に5つしかないブルーゾーン保有国なのです。

イタリアはサルデーニャ島、日本は沖縄がそのブルーゾーン。健康に幸福に長生きできる国として、イタリアと日本は共通しているわけです。

共通点4. イタリアも日本も共通のアニメを見て育つ!

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日本が誇るサブカルチャー、それがアニメです。コロナ禍を経て、日本のアニメ人気はうなぎのぼりといわれています。でも実はイタリアでは40代、50代の人たちも日本のアニメを見て育った世代。

『鋼鉄ジーグ』の主題歌は日本語で歌える人が多いうえ、『ルパン三世』の影響でラーメンのことを「ゼニガタのパスタ」と呼ぶ人もいました。

「マンガ」という言葉もそのまま通じるようになり、イタリア各地では日本のアニメをテーマにしたイベントもよく開かれています。

最近のアニメは登場人物の名前もそのままですが、かつて日本文化や名称がメジャーでなかった時代は、翼という名がオリバーになったり、アムロという名前がピーターになったこともあり。

アニメの話をすると止まらなくなるイタリア人も多く、日本の文化の大半はアニメによって知られるようになったといっても過言ではありません。イタリア人が日本人と同じようなアニメを見て育つという、おもしろい共通点です。