「あるある過ぎて泣けてくる」

出所:@yohsuken

最終的にもっと覚えやすい場所に置いておくことにした男性。しかしその半年後、またもどこに置いたのか忘れてしまうというオチがとてもリアルですね…。

今回のエピソードには多数のいいねに加え、リプライ欄には、

「めっちゃ分かる」
「なんなんですかねこの現象…」
「あるある過ぎて泣けてくる」
「直前に使っていたボールペンをどこに置いたのかすら、忘れてしまったんだよなぁ…」


など、投稿に共感した人たちからの感想が数多く寄せられました。

投稿主さん「『読んだ人の心に永く遺る』ものを」

ツイートの投稿主さんにお話をうかがいました。

――洋介犬さんが漫画制作をされるうえで大切にされている世界観やテーマについてご教示ください。

以前から当方のホラー漫画は「お持ち帰りホラー」と呼ばれ、「読んだ人の心に永く遺る」ものを、ともすれば売り上げより重視しています。

そういう意味で、「刺さる」ものになれば幸いと思い、刺激的な作品を志しています。

――洋介犬さんがネタを思いつかれるうえで日々意識していることや心がけていることがありましたらご教示ください。

「自身が言いたいこと」よりも「誰かが言ってほしいだろうけど、言えないこと」や「誰かが望んでいるかもしれない言葉」を意識しています。

なので意識的にはマッサージ師のような「ツボを探して押す」に似た感覚を意識しています。

――SNSで頻繁に投稿が話題になることについてご感想や今後の抱負をご教示ください。

多くの反響をいただけることは非常にありがたいことで、上記のようなサービス精神がひとりよがりな空振りでないことに安堵もします。

今後も「100年後にも語り草になる」遺る漫画を描き続けられるよう頑張ります。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントがございましたらご教示ください。

Twitter始めインスタやSNSでの発信もしていますが、本業は商業漫画家で、今も7つの連載を手掛けております。

よろしければそちらでもめくるめく刺激的な作品をお楽しみください!

ツイートとあわせて漫画作品をチェック!

Twitterで注目を浴びている、漫画「『どこにあったっけ?』の罠」をご紹介しました。

洋介犬さんのTwitterでは今回ご紹介した漫画のほかにも漫画ツイートを多数投稿されています。

なお、ホラー漫画家として活動している洋介犬さんは、新著『新人漫画家と編集者 SNSでバズ連発の漫画家が教えるヒット術』(玄光社)を発売中。また、6月20日にサイコホラー新作『LaLaLa…』単行本第一巻が秋田書店から発売されています。気になる人はそちらもあわせてチェックしてみてください。

参考資料


 

中沢 新