「旧切石小学校」の解体には反対だが、そうせざるを得ない理由も

自身も建築に携わる仕事をしていて、「旧切石小学校ほどの材料を揃えることは現代では不可能に近く、再現は難しいため非常に価値のある建築だと思っています」と語る@ryoarkwさん。

「解体には反対」と心境を話す@ryoarkwさんですが、「そうならざるを得ない要因も多々あります。この地域にはこれを維持するだけの体力はもう残っていません」と、一筋縄ではいかない現実についても一定の理解を示しています。

ただやはり解体を惜しむ気持ちは強いようで、「林業・製材業・木工業で栄えたこの地域の歴史的・産業的な価値を示すシンボルとして、これほど強力なものはないと思っています」と、旧切石小学校の持つ、何物にも代え難い価値について語っています。

「旧切石小学校」の記憶と記録を残したいと語る

@ryoarkwさんは最後、取材に対する返答を「せめてこの地にこんなに素晴らしい建築物が存在したという記録と記憶が遺るよう心から願います」と、万感の思いがこもった言葉で締めくくってくれました。

いかがだったでしょうか。今回はツイッターで話題の「旧切石小学校」について紹介しました。

難しい問題ではありますが、この件を知って興味を持った方は、ぜひ旧切石小学校について調べてみてください。

参考資料

小野田 裕太