京都の夏の一大行事、祇園祭。京都三大祭のひとつに数えられており、9世紀後半に始まった長い歴史のあるお祭りです。

祇園祭は豪華絢爛な山鉾に期間限定のグルメ、お祭りの開催に合わせた催しなど、一度京都を訪れたくらいでは回り切れないほどの見どころがあります。

そこで今回は、祇園祭の楽しみ方を5つ紹介!お祭りを見に行くときの注意点も解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

【要確認】祇園祭の大まかなスケジュール

祇園祭は、毎年7月1日~7月31日までの1カ月間にわたり、様々な行事を行うお祭りです。そのため祇園祭のスケジュールをしっかり把握しておかないと、見たいものが見られない可能性があります。

まずは祇園祭の行事予定を確認し、どれを見に行くか決めてみましょう。ここでは、観光で訪れる人が楽しめそうな催しをピックアップして紹介します。

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楽しみ方1. 夕方から夜がねらい目!明かりが灯った山鉾を鑑賞する

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山・鉾建てが完了すると、巡行当日まで毎晩山鉾に明かりが灯されます。暗闇の中、提灯の色を透かした赤や白の光はとっても幻想的で、カメラのシャッターを切る手が止まりません!

また夕方から夜にかけては、巡行で演奏する祇園囃子を練習する音と掛け声が聞こえることもあります。お祭りムードがグッと高まり、祇園祭の楽しさを体感できること間違いなしです。

楽しみ方2. あれもこれも目移りしてしまう!祇園祭限定グルメ

祇園祭は地元の人がみんなで作るお祭りです。京都市内の和菓子屋さんや、山鉾を置いているエリアにある飲食店では、祇園祭限定の商品・料理を販売することもあります。

なかには、祇園祭の期間のうち3~4日間しか食べられない「幻のメニュー」が登場するお店も。

また多くの和菓子屋さんでは、祇園祭で厄除けのお守りとして使われる「粽(ちまき)」をイメージしたお菓子や、祇園祭限定のパッケージを用意しています。街を散策して気になるお店があったら、気軽に立ち寄ってみてくださいね。