LIMOが2022年7月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年7月6日)
熱中症が心配なこの時期は、屋外でのガーデニングを少なめにしてインドアグリーンを楽しみませんか?
耐暑性のある観葉植物を選べば、室内でもグリーンを楽しむことができます。
今回は夏の暑さに負けない観葉植物と育て方のポイント、あわせてオシャレな飾り方を紹介します。
1. 夏だからこそ気をつけたい!観葉植物を育てるポイント
1.1 観葉植物を置く場所
暑さに強い観葉植物でも、夏場の直射日光やエアコンの風が当たる場所はNG。葉が変色したり、土中の水分が高温になって根が弱ったり、生育不良になる可能性があります。
人間が過ごしにくい場所は、観葉植物にとっても居心地がよくない場所であることを意識してみてくださいね。
1.2 水やりと換気
夏場の水やりは、朝か夕方の比較的涼しい時間帯におこないましょう。植物の種類や置き場所、鉢の種類などによって水やりの頻度は変わりますが、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。
また、風通しをよくするために1日に1~2度ほど換気をするのも元気に育てるポイントです。比較的気温が低い朝と夜に換気をおこない、フレッシュな空気と入れ替えましょう。
2. 観葉植物のオシャレな飾り方は?
2.1 フォーカルポイントを意識する
部屋のドアを開けたときに目が行きやすい場所=フォーカルポイントに観葉植物があると、部屋全体の印象がよくなります。
スペースに余裕がある場合は大きめの観葉植物を、小スペースの場合は細長い観葉植物や吊り下げるタイプの植物がよいでしょう。
ウォールラックに小さめの観葉植物を複数飾るのもオススメです。
2.2 オシャレな鉢に植える
購入時のままのプラ鉢も悪くはありませんが、オシャレな鉢に植え替えると観葉植物もインテリアの印象もよくなります。鉢にはいくつかの種類があります。
- テラコッタ鉢…粘土を焼いて作った素焼き鉢。通気性に優れている。
- 陶器鉢…陶土を焼いて作った鉢。高級感があるものが多い。
- 木製鉢…木製の鉢。通気性があり、ナチュラルな魅力がある。
- ブリキ鉢…ブリキ製の鉢。アンティーク調がオシャレ。
- 半磁器鉢…砕いた岩石と粘土を混ぜたものが原料。モダンなデザインが多い。
インテリアや観葉植物の雰囲気に合わせて選んでみてください。
2.3 複数の観葉植物を飾る
複数の観葉植物を飾ると、よりオシャレ度がアップ。2つ以上の観葉植物を選ぶときには、葉の形や樹形、葉色の濃淡が違うものを選ぶと、それぞれの魅力が引き立ちます。
また大きな観葉植物は床に、中型はラックに、小型は吊り下げて飾るなど、大きさによって置く場所を変えるのもオシャレに魅せるコツ。
まずは気に入った観葉植物を購入し、部屋に飾ってみてから2個目、3個目と増やしていくと、失敗しにくく管理もしやすくなりますよ。