「サウナ」と聞いてみなさんが想像するのはどういったタイプでしょうか。

ジリっとしたアツアツのサウナ。スチームやミストタイプの比較的低温のサウナ。サウナ愛好家たちから人気の高い本場のフィンランドサウナ。

一言で「サウナ」といえど種類は豊富です。そして人によって「好み」のサウナも異なるもの。今回は、これだけは覚えておきたいサウナの種類を5つ紹介します。ぜひお気に入りのサウナを見つけてください。

1. ロウリュができる「フィンランド式サウナ」

出所:hisone/ac-illust.com

最近よく見かけるようになってきたサウナといえば、「フィンランド式サウナ」です。本場フィンランドのサウナのように「ロウリュ」できるのが特徴です。

ロウリュとは、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること。蒸気が発生することでサウナ室内の湿度がアップ。室内の温度は80〜90度と比較的落ち着いていることが多いですが、湿度が高い分じっくり温まることができます。

  • じわじわっと時間をかけて体の内側から温まるのが好き
  • カラカラ・ジリジリとした高温サウナが苦手
  • ロウリュが好き

上記に当てはまる方におすすめです。

2. 木の温もりに包まれる「ケロサウナ」

出所:筆者作成

ケロサウナとは、「ケロ」という木材をつかったサウナのこと。ケロとは、フィンランドの極寒ラップランドという地域でとれる木材。

松の木が枯れ40年が経過したものだけを「ケロ」と呼ぶことができ、希少価値の高いものです。価値の高さから「木の宝石」とも呼ばれています。

ケロサウナの特徴といえば、木の独特な甘い香り。室内に入っただけで「このサウナは他とは違う」と感じるでしょう。

ケロサウナは、断熱性・保湿性に優れており、サウナ室内はやさしい熱を感じられます。やさしい熱と木の温もりに全身を包まれる感覚は他ではなかなか味わえません。

都内近郊でケロサウナが体験できる施設といえば、「舞浜ユーラシア」や「かるまる池袋」など。

  • 本場のサウナが体験したい
  • じっくりゆっくり温まるのが好み

上記に当てはまる方におすすめです。