【車中泊】におすすすめなトヨタ車3. ノア/ヴォクシー
2022年1月にフルモデルチェンジしたノアと姉妹車のヴォクシーは、ミニバンならではの、優れたパッケージングと使い勝手の良さを一層深化させています。
室内高1405mmと相まって開放感ある室内空間となっているほか、大容量104Lものスーパーラゲージボックスや収納に便利な床下収納スペースを確保しました。
7人乗り仕様と8人乗り仕様があり、7人乗り仕様のセカンドシートのキャプテンシートはスライド量745mmの超ロングスライドを実現。
8人乗り仕様のセカンドシートでも同様にスライド量705mmの超ロングスライドが可能になるなど、快適性と利便性が向上しています。
ノア/ヴォクシーのシートアレンジ
ノア/ヴォクシーのシートアレンジは多彩なモードが可能になっています。
サードシートを収納してセカンドシートを超ロングスライドすればしてリビングのようにくつろげるスーパーリラックスモードや、前にスライドさせて荷物を積むラゲッジモードが可能になります。
そして車中泊に最適なのが後席の全てを倒すフルフラットモードです。室内長を活かして大人2人が伸び伸びと就寝できます。
また、フロントシートを倒してセカンドモードにくっつけるフロントソファーモードでも足をのばせるのでちょっとした休憩や仮眠に最適です。
車中泊でもネット環境が大事。車内Wi-Fi採用車も
ご紹介した中でも、車中泊のおすすめという点であればノア/ヴォクシーが挙げられるでしょう。
余裕ある室内スペースは当然ですが、もうひとつその理由があります。それはトヨタ車初採用のクルマがWi-Fiスポットとなる「車内Wi-Fi」が採用されていることです。現在はシエンタ等にも採用されていますが、余裕ある室内スペースと合わせることでノア/ヴォクシーがより車中泊には向いているといえます。
「車内Wi-Fi」は、全車標準装備のDCMを通じてインターネットに接続可能なので、データ通信容量無制限で動画や音楽の大容量コンテンツをスマートフォンやゲーム機などで楽しめます。
車中泊と言っても寝るだけではなく、車内で楽しむことも考えてはいかがでしょう。
ただし、「車内Wi-Fi」は別途契約が必要であり、月額1100円(税込)で自動更新となっています。
トヨタ車の車中泊まとめ
シエンタとノア/ヴォクシーはさすが3列シート車だけあって、その広い室内スペースで余裕をもって車中泊を楽しめます。しかし、全長4mにも満たないルーミーであっても車中泊は可能です。
同じコンパクトカーのポルテでは難しいのですが、限られたスペースを効率よく使えるルーミーは背の高い快適な室内があり、工夫は必要ではありますが気持ちよく就寝できます。
みなさんも愛車で車中泊ができるかどうか、チェックしてみるといいでしょう。そして今回おすすめの3車種のオーナーなら、車中泊に挑戦するのもいいでしょう。
またこれから検討される方は今回の情報をもとにご家庭に合った車を検討してみてください。
参考資料
- トヨタ公式「車内Wi-Fiコネクティッドサービス」
- トヨタ公式ルーミーWEBサイト
- トヨタ公式サイト「TOYOTA、新型車ルーミーならびにタンクを発売」
- トヨタ公式「ROOMY」カタログ
- トヨタ公式「新型「シエンタ」を発売」
- トヨタ公式サイトルーミー諸元表
- トヨタ公式サイトシエンタ諸元表
- トヨタ公式サイトノア諸元表
- トヨタ公式サイト「新型「ノア」ならびに「ヴォクシー」を発売」
- トヨタ公式サイト「NOAH」カタログ
田中 秀雄